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「椅子クソ兄弟」シリーズ1  作者: 竹刀おとこ
2/4

中編


 ホラ吹き先輩は一息つくと、

 話しを続けた。

 「今のでわかりますよね。

 椅子クソ兄弟が逆襲に出たんです。

 チンピラ親父に言いつけたんですよ。

 真ん中にいるのが、親父で、両脇が椅子クソ兄弟。

 そして、

 兄弟のどちらかが通行するガキの誰かを指さすと、

 その大男はそこのガキ止まれ、

と大声で怒鳴ったらしいんです。

 どなられたガキは、

 大男も手に持った刃物も怖いんで逃げないで、

 ちゃんと立ち止まってたらしいんです。

 そうして、

 4人だけ立ちん坊になって、

 大男の恐怖に怯えているところに

体育の教師が竹刀を持って現れたんですよ。

 4人は助かったと思いますよね。

 普通なら」

 「でも、違ってたのよね」

と、

 デブ女は確認するように口を挟む。

 「そう、カンがいいね、

 奥さん。

 その教師は、

 いきなり4人をこのバカヤロー

と怒鳴りつけると、

 ケツを出せと言って、

 竹刀で4人のケツを順番に思いきりたたきだしたそうです。

 4人をたたき終わったところで、

 今度は、

 兄弟双方がある一人を指さしたんだ」

 「その教師でしょう」

 デブ女は言う。

 「と思うでしょうが違うんですよ。

 惜しいなあ!

 勘のいい奥さんなのに」

 「あらそうなの?

 あたしが聞いた話とは違うわね」

 「やっぱり、

 奥さんの目を見てそうだろうと思っていましたよ。

 多分、

 誰かからこの話しを聞いていたんだろうとね。

 勘がいいと言ったのもわかってて、

 わざと言ったんですよ」

 「あら、そうなの。

 それで、その椅子クソ兄弟」

 「奥さん、声が大きいですよ」   

 「あら、ごめんなさい」

 「さあ、

兄弟が指差したその一人奥さんは誰だ

と思います?」

 


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