表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

プレイルール設定は真剣に

 夕暮れ。

 我が家にて。

「というわけで、今日は女児プレイをしていこうと思います」

「どういうわけよ」

 何故か畏まって正座した琴子がぶちかました。

 帰宅して手洗いうがい、着替えを済ましてさあのんびりするぞ! という空気を、厳粛な雰囲気でもってぶち壊しておいて、言ったことはそれである。

 つられて正座しちゃったこっちの身にもなれ。

「神社から帰って来てまずやることがそれってどうなん?」

「善は急げって言うじゃない」

「それは善なのか?」

「とりあえず悪ではないでしょ」

「それもそうか」

 確かに、悪では無かった。

 私は居住まいを正して、改めて質問をした。

「というか女児って何歳くらい?」

「ん~イメージ的に幼稚園児とかそれくらいかなあ」

「年少さん? 年中さん?」

「年少さん……四歳くらいでいこっか」

「で、どんなことしたら女児プレイになるの?」

「意外と詰めてくるじゃん」

「だってやるからには、きちんとやりたいじゃないの」

 どうせやるなら、真剣にだ。

 だって琴子とやることなんだもの。

「実琴のそういうところ好き」

 私も、琴子のそういう素直なところ、好き。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ