Power Sentence.98 もう一つの二人の道 11 ❦豊橋に転勤です!❦
春暁のほころび。 -東三河へ向かう日、あなたの腕に寄り添いて-
ここにお載せしております挿絵は、私の言葉の羅列により、A.I.が作成してくれました。
春の光が
二人の影に遊びながら
あなたと私の歩みを
静かに重ねてゆく
朱塗りの回廊を抜けたその先に
まだ見ぬ日々が
手招きをしている気が
今日から
私と彼は
彼にとって第二の故郷へ
東三河という
風の薫るこの場所で
新たな景色に
身を置くことに
私は彼の横顔を
何度も見つめ
微笑むその瞳に
不安はなかったみたい
むしろ誇りと
少しのある寂しさが
揺れていた
だから私も
背筋を伸ばして
あなたの腕にそっと
心を託したの
単身で
「行ってらっしゃい」
では言い足りない
私も
「一緒に行く」
では軽すぎる
けれど
この一歩を共に踏み出す今
私たちはきっと
ひとつの物語を
少しづつ
始めたのかな
知らず知らず
綾音様と彼は
かつてこの地で
お二人
初めて手を
繋いだ駅のホーム
肩を並べて歩いた
学びの軌跡
お二人のご記憶は
この街に刻まれている
気がします
でも私にとっての
新しいこの地は
私と彼の
ふたりの時間が
新たに
刻まれていく
春風が
私と彼の背中を
そっとエールを贈りながら
押してくれて
その風に
願いを託す
どうか
私と彼が
いっぱいな
いつも
笑顔でいられるように
私らしく
彼らしく
羽ばたけるように
この風景の中に
自然と溶け込めたのなら
そのときまた
この日を想い出して
私たちの始まりを
そっと話せたらいいね
――私は確かに
彼の隣にいるのだから
いかがでしたでしょうか?
よろしければまたお立ち寄り下さい。
心よりお待ち申し上げます。
次回は、もう一つの二人の道 12 ❦ 急遽、名古屋へ移動 !❦です。




