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Power Sentence.95 もう一つの二人の道 8 ❦夜祭りに行こ!❦
夜空を彩る下で、あなたと。
ここにお載せしております挿絵は、私の言葉の羅列により、A.I.が作成してくれました。
夜風が揺れる宵の街
朱と藍が溶け合う空のもと
彼の隣を歩くこの道は
まるで夢の中に続いているようで
金魚すくいの水面に
浮かんだ笑顔が波紋になる
しゃがみこんだ二人の影
ゆらゆらと
寄り添って一つに溶けた
彼の黒いTシャツに
触れる私の指先は
いつもよりも少しだけ
勇気を帯びて
心を伝えたくなる
紫から橙へ染まる裾のように
この気持ちもゆっくりと
穏やかに
確かに
愛しさへと色づいていく
ざわめく祭りの中にいて
私の世界は彼だけを映す
行き交う人も
灯りも
音も
彼と見る今に溶けていく
なにげない話を交わすたびに
一歩ずつ近づいていく気がして
法被の袖にふれた風さえ
優しさに変わるこの夜
願うのはひとつだけ
この時間が終わらないでほしい
けれどきっと
終わりがあるからこそ
このひとときが愛おしいと知る
また来年も
こうして彼と
宵祭りの灯りの下を歩けたら
今日という想い出が
きっと
永遠の花火になるから
いかがでしたでしょうか?
よろしければまたお立ち寄り下さい。
心よりお待ち申し上げます。
次回は、もう一つの二人の道 9 ❦金沢に転勤 !❦です。




