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Power Sentence.93 もう一つの二人の道 6 ❦海水浴に行こ!❦
海と波音とかき氷。
ここにお載せしております挿絵は、私の言葉の羅列により、A.I.が作成してくれました。
潮の香りに包まれて
足元をさらう波のひんやり
まるで彼の手のように
やさしく私の心を撫でていく
今日の空は
ほほえんでいる
彼と私
肩を並べて歩く
この白い砂浜の記憶が
もうすでに愛おしくてたまらない
照れくさそうに保冷ボックスを提げる彼
私は何気ないふりして
その横顔を盗み見るたびに
胸の奥がふわりと波打つ
パラソルの下
ふたりで分け合うかき氷
赤いシロップがとけるより先に
私の頬が赤く染まっていく
「おいしいね」
その言葉よりも
その声を聞けたことが
私にとっていちばんのごちそう
砂の上に残るふたつの影
いつか波に消えてしまっても
今日という日が
彼という人が
私の心にくっきりと刻まれていく
どこか遠くに灯る灯台のように
彼は私の道しるべ
何も言わなくても
そばにいてくれるだけでいい
潮風にそよぐ私の想いが
どうか彼の胸に届きますように
この夏のページの中に
“好き”の一文字が
そっと書き残されてゆく——
いかがでしたでしょうか?
よろしければまたお立ち寄り下さい。
心よりお待ち申し上げます。
次回は、もう一つの二人の道 7 ❦パジャマパーティーしよ!❦です。




