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Power Sentence.92 もう一つの二人の道 5 ❦お家で私のお誕生日会です❦
花束のなかの「ありがとう」。
ここにお載せしております挿絵は、私の言葉の羅列により、A.I.が作成してくれました。
部屋いっぱいに広がるやさしい光
ふわりとカーテンが揺れたとき
扉の向こうから彼が現れた
胸に抱えきれないほどの
真っ白なバラの花束
それを私に差し出した彼の手は
少し震えていて
私の心まで
同じように震えた
「お誕生日おめでとう」
たったそれだけの言葉なのに
その声は
なぜだろう
涙が出そうなほど
あたたかかった
こんなにも
私のことを
想ってくれている人がいる
それは
贈り物よりも
どんな言葉よりも
私の胸をいっぱいにしたの
ソファに並んで座り
ケーキを頂きながら
彼と見つめ合って
笑い合う
この時間
「おいしいね!」
「しあわせ!」
そんな会話のすべてが
宝石みたいにきらきらして
私の記憶に
やさしく降り積もる
うまく言葉にできないけれど
この心のなかの
「ありがとう」が
白いバラの香りと一緒に
彼に届きますように
今日は私の誕生日
だけど
気づいたの
本当に
「生まれてよかった」
と
思えるのは
彼に出逢えたから――
それが
いちばんの贈り物
いかがでしたでしょうか?
よろしければまたお立ち寄り下さい。
心よりお待ち申し上げます。
次回は、もう一つの二人の道 6 ❦海水浴に行こ!❦です。




