68/102
Power Sentence.68 Burning Desire! ☆Gama Era☆ ㉘ 神明町の喫茶店に行って来ました
私とあなたとの思い出の喫茶店です。覚えてる?
ここにお載せしております挿絵は、私の言葉の羅列により、A.I.が作成してくれました。
この小さな窓から
何度
季節を見送っただろう
私とあなた
二人で通った
学生の頃
この席に座ると
胸の奥が
やわらかく疼く
あなたと並んで飲む
お抹茶の香りに
遠い日の青空が混ざる
まだ幼かった娘が
小さな手で湯呑を触れて
熱いね
と笑った日も
もう
遠い思い出
けれど今日
こうして三人で向かい合う
君はすっかり大人になって
私の好きな色を選ぶようになった
まぶしいくらいの笑顔が
あの頃と少しも変わらない
肩を寄せ合って笑い合う
ふたりを見つめるたび
胸に溶けるようなぬくもりが
そっと私を包む
いつか君も
思い出を重ねるのでしょう
そのときも
どうか
今日と同じように
心の奥に秋の光が射しますように
抹茶の苦みと黒蜜の甘さ
寄り添う味が
私たちの年月のようで
静かな幸福が
このひとときに宿っている
ここに
家族の時間が
優しく
またひとつ刻まれる
秋の窓辺に
三人を映して
いかがでしたでしょうか?
よろしければまたお立ち寄り下さい。
心よりお待ち申し上げます。
次回は、竹島町で、メインダイニングにて、娘の独身として最後の会食です。




