初運輸する物は酒樽だった
自分がクエストを探していると偉そうな貴族が酒樽を6日以内で160樽を山を二つ越えた先の村に届けれたら
50万ルコくれるみたいなので受けた
他の人から『無理だ、諦めなさい』と聞こえた気がするがそんな事は気のせいだろう
女の子『私もそこへ連れて行って』
アキト「良いけど、お金はどのくらい持ってる?」
いきなりだった為、自分の口から出た言葉が商売に入り込み過ぎていた事に気がついた
女の子『正当額で良いよ』
女の子の方が大人に見える… そしてお金の事ばかり考えている自分が恥ずかしくなって来た
アキト「7千ルコでどうかな?」
そう自分が言った瞬間自分に学習しろと言いたくなってきた
女の子『はい7千ルコ』
女の子はすっと懐から7千ルコぴったりでだす
やっぱり女の子の方が大人だな
俺は女の子を連れて大通りに出る
アキト「危ないのでお下がり下さい!」
このかけ声を何回か繰り返した後、トレーラーヘッド一台と海上コンテナ付きの牽引車一台を大通りに出す
勿論他の人は驚く訳で『竜だ!』『何だアレ!?』『ママーアレってなに?』
まぁ、大騒ぎになるが俺は気にせずコンテナに酒樽160樽を入れてトレーラーヘッドに乗り込む
アキト「発進!」
アキトはゆっくりとアクセルペダルに力を入れてトレーラーが動き出した
12時間後1つの山を越えたが暗くなってきたのでハイビームで走行を続ける
アキト「もう18時か… 休憩はもうしばらく後になりそうだな」
理由は簡単で山岳地帯それも酷道で停めて居たら崩落等の危険が付きまとうからだ
「後々改修工事をしたい所だな」
こうしている間に村近くまでやってきた訳だが、眠たいので今日はもう寝るとする
次の日
少し向こうに豪邸が建っているのは気になるがひとまず納品をする
アキト「ユー○ト○ックシュミレー○ーで鍛えた駐車テクニックの見せどころだ!」
車体を停めてからエアブレーキ等で完全に停める
そして女の子に声をかける
アキト「着きましたよ」
女の子『もう着いたのですね、ありがとうございました』
こちらに兵士が向かってくる
女の子『お迎えご苦労』
ん? いきなり言葉使いが変わった!?
兵士『お帰りなさいませお嬢様』
お嬢様だったのかどうりで…
話を唐突に変えるがギルドシティに帰ったら会社を建てようと思う
予算の計算もしとかないとな
こうして160酒樽の納品を終えた
後、4部位でストーリーが(やっと)動きだしそうな予感




