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何故こうなった…❔  作者: 晃
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チート貰えば英雄に為りたいと、誰でも思う訳じゃない❕

7日目 馬鹿殿下視点です。

「‥はは 此れでは、ハデスに見限られても当たり前か‥」

『‥殿下』

「‥観てくれ…ハデスの調査結果だ‥」

『こ 此は❗公爵クラス達の‥』

「‥あぁ 公爵達の犯罪及び 王室との癒着。更に、現国王の浪費癖 王妃の外交力の無さ『無能とも言うが』其れを補う為に他国への金銭ばら蒔きetc.」

「‥近衛隊に入隊して、半年だぞ❗膿を総て洗い出したのか‥こりゃ、俺達が穀潰しと謂われても仕方ないか‥」

((ふ 副官は化け物か‥半年で集められる物じゃないぞ❗))

「‥1ヶ月以内に取り締まり、財産没収 父上からの権力を取り上げ、私が王位に着く。父上達は別荘『牢屋とも言うが』に放り込め❗出てきた金で民を雇い、田畑や道路整備及び治水整備に廻せる❗大至急だ❗」

『は』

「‥果たして上手く行きますかな⁉」

「‥タナトス‥」

「‥失礼、しかし私腹を肥やしてきた方々が 云うことを聴きますかね?其れに部下達はお飾りな兵隊ですぞ❗『タナトス❗』ハデス様が見限る位な貴族共の2 3男です。コイツらが自分の家族や上位貴族達を取り締まれると、本気で思っています?『念話強制排除』『ぐわぁ❗』隊長。其奴らを捕まえて下さい❗」

『タナトス貴様⚡』

「‥ね。全く反省セズに、自分達の利益優先なのですから❗」

「‥なるほど、ハデスに付いて行かずこの場に残ったのは、コウナル事を見越してか‥」

「‥副官の命令です。ダンヒル隊長❗じゃなければ、クダラナイ王家や『おい❗』貴族共なんか『こら』見張る訳無いんですよ❗『辞めろ馬鹿❗』」

「‥お前は、ハデスに見出だされてスカウトされたのだったな。ソウイエバ‥学院関係無くな‼」

「‥ダカラ?何です?学院至上主義のダンヒル隊長❔スペンサー殿下⁉クダラナイ…私とエリスは、そういう事とは無関係に副官から信頼されてますので。」

「‥タナトス兄さん‥可哀想でしょう。そういうクダラナイ事に自分を置いとかないと価値観さえ測れない人達ナノだから❗ハデス様と一緒にしたら可哀想よ❗と 言うか‥兄さん‥ハデス様と屑共を一緒くたに見てたのですか⚡」

「エ エリス⁉居たのか?か 勘弁してくれ!殺気をばら蒔くな、俺が悪かった。」

「‥スペンサー殿下、ハデス様から貴方を紹介された時『クダラナイボンボンの子供だけど、未だましな部類に入る王族なんだ‥半年位で使えるか判断しようと思う。お前達も目で見て判断してくれ。』と 言われていましたが‥予想以上に屑でしたね‥ハデス様が見限る訳だ‥」

「‥」

「‥そう言ってヤるなよ。エリス。俺もハデスより上位貴族ってだけで、隊長にさせられた人間だ‥俺とハデスは国の腐敗を何とかしたくて近衛隊に入隊したんだ‥ここ迄酷いとは、予想して無かったが‥」

「‥認識が甘く無いですか?ハデス様は最初から、此の国はもう駄目だと言っていましたが‥」

「エ エリス。ハデス様は色んな着眼点で物事を見極めろといつも言っていただろ⁉俺達は、いつもハデス様寄りに注目してしまう‼だからダンヒル隊長には、『公平な目で見てくれと』いつもハデス様が事ある事にダンヒル隊長と話ていたんだよ‼」

「‥どういう事でしょう⁉何故私では無く兄さんに話が行っていたのですか?兄さん⚡」

「さ 殺意をばら蒔くな。な 何で俺がとばっちりを受けるんだよ❗ハデス様~ダンヒル隊長~」

(しら~)

「き 汚ねえぞ、な 何視線反らしてんだよ❗ダンヒル隊長だって、エリスじゃ冷静に物事を見極める目を持ち合わせていないって言ってたじゃないか。『ば 黙れ タナトス❗』」

「‥ほう‥⚡」

『ば 馬鹿野郎❗こっちにとばっちりを投げるな、タナトス❗エ エリスも殺気を抑えろ❗』

「‥あ⚡」

『ご ごめんなさい‥』

「‥とにかく、私達兄妹はハデス様と一緒にこの1ヶ月間、此の国の行く末を見極めますので‥クダラナイと判断したら、除隊しますから。」

「馬鹿。俺達は正式に隊員じゃ無いだろう?貴族共しか入れない近衛隊だからってハデス様が自分の報酬から、私達を雇ってる格好になってるんだよ!」

「そういえばそうでしたね。じゃあハデス様が除隊したら私達がここに居る意味無いんですね!」

「‥ハデスの事だから、除隊で3人いっぺんにってのは無理が有りすぎるから、わざとそのままにしてたんだろう?あいつなら、お前達を准貴族にするの位朝飯前の筈だからな~」

『‥確かに‥』

「何処まで先読みしてるんだかな‥あいつは‥」

「‥そのあいつが殿下の事は予想不能だと言っていましたよ。能力は有るのに使わない怠け者って言ってたな‥」

「‥参ったな‥あいつの手のひらに踊らされるのが嫌だったんだが、本腰要れなきゃ不味いかなぁ‥」

((ハデス様の云うとうりに、能力有りそうだな。会話の端々に知性を感じたのは、錯覚じゃ無かったか‥))

「‥その様子じゃ3人共気付いてたか‥」

『気付かない貴族共がどうかシテイルヨ。』

「‥そうか‥粛正の嵐に為りそうだなぁ…陛下には、譲位して頂くか‥3人共、手伝って貰うぞ。」

『は その為にハデス様は、私達を置いていかれたので!』

「慎んでお請け致します。」


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