チート貰えば英雄に為りたいと、誰でも思う訳じゃない❕
13日目
(‥錬金術でステータス縮小の呪いの腕輪造って正解かな、ベッドの手摺が折れとる‥無事に起きれたから良いか‥)
「『コンコン』兄様起きてます?開けますよ。」
「あぁ どうぞ。」
「『ガチャ‥』御早う御座います‥兄様其のベッド‥」
「…加減出来なかった成れの果て‥」
「…あれ?の 呪いの腕輪⁉」
「…寝る前に急遽造った。無いと周りの物壊しちまう‥」
「…此の腕輪でどの位落ちるの?」
「…100000‥半分に為ってやっと普通に過ごせたな‥」
「…其れでも一般兵の3倍‥」
「…普段から抑えて活動して居るからな、1ヶ月後には腕輪無しで何とか為りそうだ❗」
「普段から抑えてるの?」
「…称号無くても、隊長クラスの1.5倍だ。冒険者ギルドマスターが五分だったな❕」
「十分化け物クラス⁉で、兄様に勝さる人っていたの?」
「クロスがそうだよ❗現役時の参考記録からの照らし会わせだったな。」
「…平均が50000オーバー‥クロスって凄かったのです‥」
「何言って‥あぁ アテナってクロスの数値知らないのか?モシカシテ‥戦闘も見たこと無いとか?」
「…無いですケド?」
「…」
「…な 何ですの?其の憐れみにマミレタ視線は‼」
「…ちなみに、クロスの冒険者時代の称号は‥」
「知りませ‥だ だからサゲズミの視線は辞めて下さい!」
「…お前‥凄いな!いくら分家の人間でも良く知らないのに、頼み事とかしてたのか‥尊敬するわ‥」
「…そ そうですか‼「誉めて無い❗」『しくしく‥』」
「…クロス.ライター 35歳 Bランク冒険者 特殊スキル 暗殺 謀略 諜報 護衛 称号 赤い悪魔 敵の返り血で染まる為 任務達成率95% ギルドを通さない依頼が多い為、ランクが上がらないが実力はSランク」
『…はい❔』
「…自分で説明しろや‥面倒くせ~護衛でアテナに付いてるだろ?」
「…バレバレデスカ?気配絶っていたはずですか?後、其の称号は辞めて下さい。恥ずかしいので‥」
「お前が護衛って珍しい…父様達か 、依頼者は‥あの馬鹿共が‥」
「立候補です。アテナ様は、分家の影守から人気が御座います。ほっとくと、仕事が廻りません❗」
「…ナニソレ?ファンクラブ❔影守ってそんな事する為に集め、指導した訳じゃ無いハズ‥」
「…申し訳ありません❗…ちなみに、嫌がられていますのは、ハデス様の護衛です。1ヶ所に1時間居ませんし、撒かれますので‥」
「…」
『…情けない❗其れ位付いていきなさい‼兄様がトラブルに捲き込まれたら、此の国 、伯爵家が仕事率下がりま「ナンデヤネン❗方向性違うやろが❗お前自身の身上をアテナに話せ、呆け❗」』
「…いや‥恥ずかしいので、其れにハデス様が云われた事に、プラスする事御座いませんし‥」
「…え」
「…お前、聞いてたよな‥其の頭飾りじゃ無いよな?」
「…き 聴いてたけど‥凄過ぎる履歴で‥何言って良いか‥」
「…穴に入りたい黒歴史です。」
「…改めて羅列すると黒いな。」
「…お忘れですか?ハデス様が冒険者に為られましたら、もっと凄く為る事請け合いますが‥」
「…や 辞めろ❗俺の未来を汚すな❗怖く為るだろ‥」
『…』
「‥な 何故黙る❗俺は超人じゃ無い❗な 何故視線を反らす❗俺は普通の人間だ❗て テメエ等‥何だ其の可哀想な人をみる目は❔フザケンナ❗」
「…兄様‥」
「…ハデス様‥居たたまれなく為ります。ハデス様の仕手来た事を羅列しましょうか?一般人が一生懸けても出来ない事ばかりなのですが‥」
「…に 兄様‥一般人に『普通だろ、俺』みたいな事仰らないで下さいね❗後から、刺されますから❗」
「…え ソウナノ?」
『に 兄様?まさかですケド‥』
『…ハデス様‥』
「…言ったな‥近衛と文官の前で、落ち込んでたのはソノセイカ‥」
『…マズクナイデスカ?いつ頃です?』
「…1回じゃ無いンダヨナ?ヤバいな‥」
『…』
「…売り言葉に買い言葉だったはず‥」
「…何を言われたんです?兄様?」
「確か、『1回上手く事柄が進んだだけで、普通の事だ。誰でも出来る。普通の俺でも出来たんだから大丈夫だ』だったはず‥」
「…何回もで御座いますか?」
「…あぁ‥」
『…フォロー出来(無いもん❗)ません❗』
「…ドウシヨウカ?俺が撤回しても意味無いよな~」
『…』
『『ハデス達朝御飯ですよ。降りて来なさい。』』
「『ハイ 今行きます❗』‥解決出来ないしアキラメヨウ❗」
『…』