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何故こうなった…❔  作者: 晃
11/31

チート貰えば英雄に為りたいと、誰でも思う訳じゃない❕

11日目

(…屑共の犯罪履歴の纏め挙げは、此で良い‥資金は今迄使っていなかった貯金を使用すれば、伯爵領は賄えるな。直ちにクロスにやらす設計図も出来た。)

『チリン。』

「…お呼びですか?ハデス様。」

「…此の設計図どうりに差配し纏め上げろ。生産、治水工事、道路整備同時進行だ。収穫時からの販売ラインは、王都から伯爵領 海沿いだ。商人共には、話済みだ。」

「…承りました。半月で結果が出ますな‥相変わらず凄まじい手腕です。」

「…治癒師共には、魔力の精密化を図らせろ❗精密機械並みのコントロールが出来れば、少ない魔力でも回復魔術が向上する。統計データだ。此も一緒に渡せ❗」

「…何時の間に‥もう驚き疲れました。」

「…錬金術師共は直接指導する。馬鹿ボンの方は、後ろで監視するだけだからな‥生活向上は旨く行き次第、国中にやり方をばら蒔け❗方法は問わん。1ヶ月後には、俺は居ないんだ。慣れておけ❗」

「…畏まりました。もう決定事項ですか‥寂しく為りますな‥」

「…寝言は寝て言え。お前の事だ、俺達にまとわり付かせる人員は決まったのか?」

「…手塩に掛けた者を‥私自身が行きたかったのですが、アテナ様から泣き付かれました。『私に父様達の後始末は無理。クロスは行かせ無いから』と‥」

「…父様達位捌ける用に為って貰いたいんだがな‥アイツは人を遣うってのが、下手だからな~」

「…」

「…資質は有る。だが俺のやり方じゃなく、やった後しか見えて無いんだよな~どうにか為らんかな~」

「…無理無いかと愚考致します。失敗する事例を見聞きしておりませんから‥かと言ってハデス様のする事は、人命が懸かる事柄が多くわざとらしく失敗する事も出来ませんから‥」

「…頭痛いな~一皮剥くの俺じゃ無理だな‥何か失敗する事例を、アテナにやらせろ‥俺が出た後に。」

「…承りました。」

「…馬鹿ボンの教育が終わった後も、お前の手の者を配置しとけ❗リカバリーしやすいから‥呆けだけじゃ無理‥イヤ、父様達が加われば何とかなるか‥財務と税務の両方に放り込んどけ❗呆けの傍にはもう居るんだろ。お前の手の者は‥」

「…陛下は喜びますな‥伯爵家は‥」

「…お前が後見役でアテナに遣らせろ❗分家の連中も手腕が向上する‥」

「…は。」

『…パン‥バチバチ‥』

「…此は?」

「…マッサージチェア、今 錬金した。座ってみ‥」

「…気持ちいいですな‥」

「…付与魔術で揉み返しを無くしたから、30分後確認してみな‥疲れが取れている筈だ。」

「…顔に出ていましたか?」

「…父様達にもばれる位だな‥」

(…30分後‥)

「…顔色良くなったな‥」

「…又、とんでもない物作りましたな‥疲れが無くなっている‥」

「…俺が居なくなる前に、今迄造りたくとも造れなかったヤツをな~‥暇なかったし‥」

「…錬金術師共が頭抱えますな‥」

「…ノホホンとして頭を遣わずに、既存の物で満足してた者が悪いんだよ❗俺の物を見て、向上心を持つか持たないかだろ?設計図も付けるから、アリシアにやらせろや‥アイツなら図面が有れば大量生産出来るし、1日位で作るだろ?」

「…物作り達が発狂しそうですな‥」

「…空いた時間が有るから、ドンドン造るぞ❗便利な物は、受け入れられルしな!」

『…パン‥バチバチ‥』

「…便器?」

「…取り付けるぞ。‥ガチャガチャ‥ヨシ。」

「…」

「…使用方法だ。」

「…こ これ又、とんでもない物を‥」

「…だろうな‥多分使えばこれ以外トイレが嫌になるだろ❔」

「…使用して宜しいデスカ?」

「…タイムリーか?使用後の感想も聞かせてくれ❗部屋に戻るから‥」

『…パン‥バチバチ‥』

「…此も設置しちまおう。」

(…20分後‥)

「…ハデス様、とんでもない物作りましたな。是非私の家に設置したいです‥ソレハナンです?」

「…冷蔵庫。説明書はこれ‥」

「…」

『ガチャ‥バタン‥プシュ‥ゴクゴク‥ぷはー、冷えたエールウメ―』

「…冷えた?」

『ガチャ‥バタン‥ポイ』

「と 冷たい‥『‥飲んでみな』プシュ‥ゴクゴク‥こ 此は‥凄い!」

「…冷たいエールなんか飲んだ事無いだろ?冷蔵庫、飲み物を冷たく冷やし、保存する箱‥仕事後に飲むと又、格別だな‥」

『…残り2つの設計図は、何処ですか‼‼』

「…ど ドウシタ?何か気に入らない『素晴らしいです。直ぐ欲しいです。設計図はドレデスカ❗』そ そうか‥此だけど『直ぐにアリシアを働かせます。』へ おいおい、落ち着『落ち着けますか❗こんな素晴らしい物。』そ ソウデスカ‥午後10時廻ってるが?『な⁉』」

「…朝一番で‥イヤ 連絡‥遅い!‥う~ん。」

「…大丈夫か?戻ってこい❗『パカン。』」

「…は‥失礼しました。あまりにも欲しい物ダッタノデ‥」

「…は~此から設置に行くぞ、お前の家に‥」

『有り難う御座います。』

「…此のままじゃ、使い物に為らんだろ‥ま 造った物が評価されるのは、嬉しいし誇らしいがな❗」

「…」


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