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有馬記念の予想  作者: KYABETUOISHII
5/8

出走馬について

下は有馬記念の枠順です。

枠順ごとにこれまで紹介した要素を踏まえつつ

出走馬の紹介をしようと思います。

挿絵(By みてみん)


 1.トーセンラー

 戦績、血統詳細については以下URLを参照。

 http://db.netkeiba.com/horse/2008102985/


 1枠1番はトーセンラーです。父親はディープインパクト、G1一勝、6歳の牡馬になります。

 この馬に関して自分が言えることは京都以外では買ってはいけないということです。

 この馬は24戦して4勝という戦績なのですが、その4勝は全て京都競馬場で勝利を挙げており、他の競馬場で勝利したことは一度もありません。

 G1では京都以外のコースで複勝圏(三着以内)に入ったことがないのでいくら内枠とはいえ厳しいでしょう。

 この馬は京都競馬場の坂が無く、馬場が早い等の特徴がないと好走できないので有馬記念では厳しいでしょう。


 2.ヴィルシーナ

 http://db.netkeiba.com/horse/2009106264/


 1枠2番にはヴィルシーナが入りました、父はディープインパクト、G1二勝、5歳の牝馬になります。

 先のトーセンラーとは違い、京都以外の競馬場でも結果を出していますし、前々走の宝塚記念では三着に粘っています。

 この後に紹介するジェンティルドンナより、重い馬場をそこまで苦にしませんし、内枠の先行馬なので宝塚記念のようなレース運びができるのならば、

 一考の価値ありと考えます。

 ただし、前走エリザベス女王杯の結果が散々なのでそこがかなりのマイナスポイントとなるでしょう。


 3.ワンアンドオンリー

 http://db.netkeiba.com/horse/2011105072/


 2枠3番は今年のダービー馬、ワンアンドオンリー、父はハーツクライ、G11勝牡馬三歳です。

 今秋、4走目になります、これはかなりのマイナスポイントになるでしょう、他の馬に比べて疲労が貯まっている可能性は十分です。

 ただし、この馬は3歳で斤量(馬が載せるおもり)面で4歳以上の馬よりも有利になります。

 近年では3歳馬の構想も目立っていますし、この馬はダービーやラジオニッケイ杯等、内枠で好成績を残しているので、

 今回の枠は有利に働くと見てよいでしょう。


 4.ジェンティルドンナ

 http://db.netkeiba.com/horse/2009106253/


 2枠4番はジェンティルドンナ、G16勝と現役最多を誇る怪物牝馬です。父親はディープインパクト、5歳の牝馬です。

 前々走では2着に来ていますが、前走のJCジャパンカップでは4着と始めて連対(二着以内に来ること)を東京競馬場で外しました。

 これはかなり衰えが来ていると考えていいのではないでしょうか、

 この馬、かつて東京競馬場でオルフェーヴルという馬を破るほどの強さを持っていた馬です。(オルフェーヴルについては去年度の有馬記念を参照)

 今回も内枠のいい枠を取れましたが、いかに内枠の先行馬でも

 中山のコーナーの多いコースと力のかかる馬場を考えみると厳しいといえます。


 5.ラキシス

 http://db.netkeiba.com/horse/2010104304/


 3枠5番にはラキシス、G11勝の牝馬で、父親はディープインパクト、前走エリザベス女王杯でG1初勝利を挙げました。

 この馬には馬体重に特徴があって、前走と大きな馬体重変化があった場合ボロボロに負けてしまっています。

 前々走、オールカマーと呼ばれる、有馬記念と同じ中山競馬場で行われるレースでは2着にきていますから、

 馬体重次第では複勝圏内も十分に考えられます。


 6.トゥザワールド

 http://db.netkeiba.com/horse/2011103975/


 3枠6番にはトゥザワールドが入りました、今年のクラシック(三歳のみで行われるG1レース群)を賑わした馬の一頭です。

 父親はキングカメハメハ、牡馬でG1勝利はありません。

 この馬は先ほど紹介した、ワンアンドオンリーには中山競馬場で負けたことはありません。

 その上、この馬にはトゥザヴィクトリーというお兄さんがいて、このお兄さん有馬記念で二回三着にきたことがあるのです。

 内枠で三歳馬という面ではワンアンドオンリーよりも有力と考えられます。

 先行馬でもあるので、複勝圏に来てもおかしくない一頭です。


 7.ラストインパクト

 http://db.netkeiba.com/horse/2010104439/


 4枠7番はラストインパクト、父はディープインパクト、G1勝利の無い牡馬です。

 重賞二連勝で有馬記念に挑みます。また、有馬記念と同じ条件で行われる日経賞というレースで三着にきています。

 調子という面では有馬記念の出走馬の中で一、二を争う馬ですが、この豪華メンバーに通用するかが争点になります。

 十分に複勝圏に入れる実力を持つと考えるので、取捨の難しい一頭でしょう。


 8.メイショウマンボ

 http://db.netkeiba.com/horse/2010102094/


 4枠8番はメイショウマンボです。父はスズカマンボ、G13勝の4歳牝馬です。

 この馬は牡馬が一緒のレースだと落ち着きが無く結果の出せないタイプの牝馬です。

 さらに今秋の成績は芳しくなく、ヴィルシーナ以上に買う要素は少ないでしょう。


 9.ウインバリアシオン

 http://db.netkeiba.com/horse/2008103206/


 5枠9番にはウインバリアシオン、父はハーツクライ、6歳の牡馬でG1勝利はありません。

 この馬はG1勝利はありませんが、G1で4度の二着になっており、その内一度は去年度の有馬記念です。

 また、前述した今年度の日経賞でも勝利しておりコース適正は十分にあると考えます。

 ただし、屈腱炎と呼ばれる故障を発生しており、前走は復帰レースとなりましたが散々な結果に終わりました。

 正直復活は厳しいでしょう、ただしもし全盛期の能力があるのならば優勝してもおかしくない馬です。


 10.フェノーメノ

 http://db.netkeiba.com/horse/2009106599/


 5枠10番にはフェノーメノ、G1二勝の牡馬で父はステイゴールドです。

 G1二勝の上、去年度の日経賞を勝利するなど実績や適正は十分ですし、

 脚質も先行と有馬記念に適しています。

 ただし、今秋の成績があまりにも散々であり、もう終わってしまったのかと言うほどの成績です。

 力量的には十分なので一着も十分考えられます。やはり調子が問題か。


 11.サトノノブレス

 http://db.netkeiba.com/horse/2010103602/


 6枠11番はサトノノブレス、父はディープインパクト、4歳牡馬でG1勝利はありません。

 前走金鯱賞はラストインパクトの二着でした、力量的にはラストインパクトに及ばないし、G1級ではないのではというのが正直なところ、

 ただし、重馬場の菊花賞を先行した脚質とパワー、そして鞍上の池添が怖いところ、

 絶好の仕掛けをした場合、複勝圏にはのこるのでは無いでしょうか


 12.デニムアンドルビー

 http://db.netkeiba.com/horse/2010104287/


 6枠12番はデニムアンドルビー、父はディープインパクト、4歳牝馬でG1勝利はありません。

 近走の成績も酷いですし、後ろからの脚質も買いにくいです。

 正直複勝圏も厳しいでしょう。


 13.エピファネイア

 http://db.netkeiba.com/horse/2010104155/


 7枠13番はエピファネイア、G12勝の4歳牡馬で父親はシンボリクリスエスです。

 今回3強と目される馬の一頭で、前走のJCでは4馬身差の一着でした。

 また、中山のコースにもかつてG1で2着に来ており、適正もあるでしょう。

 不安点は2つあり、鞍上ジョッキーと枠です。

 この馬前走は外人ジョッキーで一着となっており、その前は誰とは言いませんが日本人ジョッキーで散々な成績でした。

 今回の鞍上がエピファネイアの持ち味である。先行しながら他馬を捻り潰すという面を活かすため、

 前で折り合い(馬が我慢をして余計な力を使わずレースに集中すること)をつけながら、レースをできるかと言われると疑問符がつきます。

 また、先行するにはこの枠はあまりにも悪いです。奇数番なので偶数番よりも長い間ゲート内にいねばならず、

 さらに有馬記念はコーナーがスタート後すぐにあるため、外枠の馬は前にいくにはかなりの距離を走らねばなりません。

 以上二点が不安点ですが、それを覆して優勝する力を持っている馬です。

 ただ今年の有馬記念という条件では買いにくい馬です。


 14.ゴールドシップ

 http://db.netkeiba.com/horse/2009102739/


 7枠14番はゴールドシップ、G15勝の5歳馬です。父はステイゴールドでファン投票では1位でした。

 今回3強と目される馬の二頭目、さらに一昨年の有馬記念の覇者です。

 おそらく一番人気になるでしょう、それは他の3強と違い、外枠を余り苦にしない点にあります。

 この馬は出足(ゲートからでてからの初速)が物凄く遅いので、必然的に後ろ方でレースを進めます。

 なので、最初の先頭争いに参加する必要がありませんよって他の3強より外枠の介在する要素が少なくなります。

 次にゴールドシップの特徴はその持続力にあります。

 この馬はどんな馬場でも一定位の速度で走ることができます、よって力のいる馬場ではもの凄い強さを発揮しますし、

 力の要らない、軽く走っても凄いタイムの出る馬場では必然的に弱くなります。

 なので、仕掛けが早く力のいる有馬記念ならば適正は十分といえるでしょう。

 ただし、前走の凱旋門賞ではボロ負けをしてしまっています。

 凱旋門賞でまともに勝負する気が鞍上、厩舎、馬共に合ったのかははなはだ疑問ですが……

 調子と言う点では少しマイナスでしょう。

 ですが、3強が揃って外枠に入った今、この馬が優勝する確率が最も高いと思います。


 15.ジャスタウェイ

 http://db.netkeiba.com/horse/2009106461/


 8枠15番はジャスタウェイ、G13勝の五歳牡馬で父はハーツクライです。

 3強最後の一頭で、今年度の世界ランキングトップ、中距離では世界最強と言われる馬です。

 前走JC、はエピファネイアの二着でした。本馬は大外から追い込んできました。

 この馬も圧倒的な持続力を持ちます、持ち味としてはハイペースで他馬が余力が無くなった時に力を発揮しますが、

 有馬記念のように持続力を必要とされる状況も十分に合っているといえるでしょう。

 ただし、凄まじい結果をだした、左回りで直線の長く、タイムの早い東京競馬場やドバイよりも

 コーナーの多く右回りでタイムの遅い中山競馬場はマイナスといえるでしょう。

 この馬の鞍上はおそらく、後ろから末脚に賭ける騎乗をするでしょうから外枠はエピファネイアほどハンデにはならないでしょう。

 そのため、JCとは力関係が逆転するとも考えられます。

 ゴールドシップとの力関係ですが、ジャパンカップを余計に走っている本馬よりも、有馬記念を目標に調整するゴールドシップの方が上ではないかと考えます

 3強を買える順番に並べるならば本馬はゴールドシップの次、二番目でしょう。


 16.オーシャンブルー

 http://db.netkeiba.com/horse/2008102978/


 8枠16番はオーシャンブルー、6歳の牡馬でG1勝利は無し、父はステイゴールド。

 はっきり言って厳しいでしょう、今年の成績は散々たるもので唯一買える要素としては一昨年の二着ですが、

 今年は大外枠ですし、厳しいでしょう。

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