※ 君と僕との出会いのキセキ ~閑話休題1……~ ※ 5.5
※ 君と僕との出会いのキセキ ~閑話休題1……~ ※
今回の話の参加者
霧島祐也 :祐也
文月玲央奈:玲央奈
店長 :店長
店員 :店員
店長&店員 :店長員
岩田光雄 :岩田
祐也: 「さてさて、お話は五話まできたわけですが、僕こと霧島祐也、どう変わったでしょうか? 」
玲央奈: 「……変わってないじゃん。ってか一張羅の服しかないくせに。それも私が買ったやつじゃん! 」
店長: 「私達、バッロ・ディ・アンジェリの逸品を装備させました。似合わないはずがないでしょう」
店員: 「ウタマロ、ウタマロ~ッ♪ 」
玲央奈: 「……だからその” ウタマロ ”って何ですの? 」
店長: 「お嬢様は分からなくて宜しいです」
祐也: 「ぼ、僕は? 」
店長: 「うるさいぞっ! こわっぱがっ! 」
祐也: 「うわっ! この人外国人なのに、なんでそんな言葉知ってるんだよ」
店長: 「イタリア人でも日本を愛する心があればどんな言葉でも話せるのです」
玲央奈: 「日本語でOK」
店長: 「OH……」
祐也: 「話はそれましたが、五話まで読んでどんな感じ? 」
玲央奈: 「アンタがただのヘタレだってことは良く分かった! 」
店長員 「だよねぇ」「はじめ見たときどこのキモオタだと思ったことか」
祐也: 「酷い言われようだな……終いには怒るぞ」
全員: 「返り討ち決定! 」
祐也: 「……ヘタレで、いいです」
岩田: 「チッ……打ち損なったか……」
祐也: 「ん? 」
岩田: 気配をなくして消え去る。
祐也; 「……な、何かグダグダになっちゃいましたね」
玲央奈: 「ま、アンタが司会力無いからよ。簡単に言うと、アンタはいじめられっ子、私がいじめっ子で、アンタの小説を通して、改めて私達は、学校以外で出会うのよね」
祐也: 「そうそう。レオさんが玲央奈だと知らなくて、僕は玲央奈にいじめられてて、それがエスカレートして来たからどうしたらいいのか、聞こうとしてたんだよね」
玲央奈: 「……ま、まぁ、そこは置いとこっ! 」
祐也: 「いやいや、この五話通してそれが主題じゃん! 」
店長員: 「……酷い主題デスネ」
玲央奈: 「ヘタレ確定っ! ってことで、つまりはヘタレを何とか、私が気持ち悪くない程度にしたいがため、改造し始めた……と言うのがここまでの経緯になります」
祐也: 「ヘタレ……」
玲央奈: 「次からもっとアンタをしごいて磨き上げるんだからねっ! まずはアンタのそのボサボサ髪を叩き斬ってあげるからねっ! 」
祐也: 「……どう考えても僕の首から上残らないような発言だ……今後僕の命があるかどうか、皆様ちゃんと見届けてやってください……」
全員: 「今後共、君と僕との出会いのキセキ。よろしくお願いいたします! 」
祐也: 「……岩田……お前いたのかよ……」
岩田: 「テ……テヘッ! 」
玲央奈: 「……キモッ(汗) 」
閑話休題1 END