※ 君と僕との出会いのキセキ ~閑話休題3……~ ※ 15.5
※ 君と僕との出会いのキセキ ~閑話休題3……~ ※
今回の話の参加者
霧島祐也 :祐也
文月玲央奈:玲央奈
霧島隼人 :隼人
文月黎苑 :黎苑
祐也: 「フゥ……十五話やっと来ましたね……」
全員: 「…………」
隼人: 「……うん。なんだこの雰囲気は……」
黎苑: 「あー多分な、祐也のアレは、玲央奈に言われた事思い出して凹んでるからじゃないかな? 」
玲央奈:「何か言ったっけ……」
黎苑: 「……お前祐也を殴り飛ばした後に言っただろう」
玲央奈:「ああ、 何でもないわよっ! このゴミどっかに捨てなさいよ! って言った奴か」
祐也: 「…………」
隼人: 「ああ、祐也が萎んでいく」
黎苑: 「我が妹ながら酷すぎる……」
玲央奈:「ちょっ、な、何よ! 皆して変な目で見ないでよ」
黎紫: 「俺は扉に張り付いてたからちゃんと事情を知ってるんだぞ」
玲央奈:「ちょ、ちょちょちょっ! 余計なこと言わないでよっ! 」
隼人: 「何慌ててんだ? あいつ」
黎苑: 「いや、まぁな、玲央奈は祐也と会ったら泣き出してな」
玲央奈:「ワーワーワーワーワーッ! 」
隼人: 「ほぅほぅ……」
黎苑: 「そしてな……!! 」
玲央奈:恐ろしいぐらいのオーラを出して黎紫を威嚇する。
全員: 「ゴクリッ……」
玲央奈:「お兄様、少し用件がゴザイマスノ。付き合って頂けますか? 」
黎苑: 「へ、へへヘッ! お、俺も用事がががが! 」
玲央奈:「お兄様、行きますわよ」
玲央奈:鬼の形相で黎苑を連れて行く。
黎苑: 「キャアアアア! イヤアアアァァァ! 」
隼人: 「さて、邪魔者はいなくなったな祐也」
祐也: 「ん? 」
隼人: 「いや、玲央奈が何したかだよ」
祐也: 「あー……そだね。玲央奈は病気で心が弱ってたから少し泣いてただけだよ。その後お腹空かせてたからさ、病人食作ってあげたんだよ」
隼人: 「そっか。どうせ祐也の前で腹の虫が鳴ったから恥ずかしいってだけだろうな」
祐也: 「まぁね」
玲央奈:ボロボロになった黎苑を引きずって戻ってくる。
玲央奈;「さて、バカは天誅を下した。次は誰かな? 」
祐也: 「…………」
隼人: 「おい、話がそれてるぞ。本題に戻そうや」
祐也: 「あ、そうだね。取り敢えず、兄貴達はギクシャクした僕たちを仲直りさせようと元旦の挨拶に僕たちを誘ってくれたんだよね」
玲央奈:「……うん。黎苑には感謝……なんてしてないんだからねっ! 」
玲央奈:気絶する黎苑の頭を蹴っ飛ばす。その姿に祐也と隼人は戦慄が走る。
隼人: 「そろそろ黎苑が死ぬからやめておけ。まぁさておき、初詣良かったな」
祐也: 「そう、だね。年越しそば美味しかった。何よりさ、〇時になった時に、僕たちが言った” あけおめ~ことよろ~ ”だけどさ、叫んだ後、皆も大声で返してくれて……一生忘れないかも……」
隼人: 「そうだな。あの時の一体感は今までなかったからな。俺も日本に帰って良かったって思ったよ」
玲央奈:「…………」
祐也: 「アレ? 玲央奈なんで黙ってるの? 」
玲央奈:「も、もうグズなんだから! ど、どうだった? 」
祐也: 「? 」
隼人: 「おい、祐也、玲央奈の着物姿だよ。気づけよ……」
祐也: 「あ、うん。玲央奈綺麗だったよ」
玲央奈:「…………」
隼人: 「玲央奈呼吸すらしてないぞ! 」
黎苑: 「な、なん……だと! 」
黎苑: 慌てて玲央奈を振り回す。ハッとなり息を吹き返した玲央奈。
玲央奈:「……さっき何があったんだろう? 」
隼人: 「……まぁ忘れてて良かったかもしれんな。まー祐也もツンデレしてたしな! 」
祐也: 「チョッ! やめてよ! 」
隼人: 「コイツな、袴の着付けできなくてな。意地になって着たものの、反対に着たんだよな」
祐也: 「ワーワーワー! 」
玲央奈:「へぇ……」
黎苑: 「初めて着る分には仕方ないだろうに。まぁおあいこだ」
祐也: 「……毎回毎回まとめ辛いけど、と、とにかく何とか十五話まで来れました。恥ばかりかいてるけど……」
黎苑: 「まぁそれが青春だ。俺たちもまだまだ青春真っ只中だぜ」
隼人: 「そう、だな。玲央奈も変な意地張らずに青春を謳歌しろよ」
玲央奈:「フ、フンッ! 」
全員: (……素直じゃないな……)
祐也: 「と、とにかくまだまだお話は続きますので、今後共君と僕との出会いのキセキ” トトノキセキ ”よろしくお願いいたします! 」
閑話休題3 END




