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俺達の物語はこれからだ

事務所は大会を行ったドームの隣にある、建物から地下に続く階段の先にあった。

少し重い扉を開けると、そこは物語に出てくるような探偵事務所のよう。

本棚に迎客用のソファとテーブル、そして奥に仕事用のデスクが揃えられていた。

ソファの上に昨日の少女とスーツを着た男性、壁に背を預けている少年が一人。

少年の肩には赤い鳥が嘴で羽根を整えている。


「あのー、俺が今回エリアボスになった竜宮健斗ですけど」

「待っていたよ健斗君。私はエリア管轄委員会会長の御堂正義。こちらは私の娘で…」

「御堂霧乃。うぃーす」


お菓子を食べながら御堂霧乃は気のない挨拶をする。

苦笑しつつ御堂正義は、礼儀が悪くてすまないねと謝りつつ、ちゃんとした挨拶をしなさいと叱る。

すると嫌そうな顔した霧野だったが、仕方ないと呟いて口元を拭いた後に綺麗な笑顔を作る。


「失礼致しました。私御堂霧乃と申しますの。よろしくお願いしますね?」

「気持ち悪っ!!?」


あまりの変化に竜宮健斗は本音を口に出してしまい、傍にいた崋山優香に小突かれる。

しかし霧乃は、ほら見んかいと言わんばかりの視線を父親に投げつける。


「はは…。では紹介を進めて、あちらにいる子は南のエリアボスさ」


こちらに来なさいと御堂正義が手招きすると、少年は静かに竜宮健斗に近寄る。

同い年ぐらいだが目つきが鋭いせいか、少し大人びた印象を健斗は受ける。

少年は手を差し出しつつ愛想のない声で言う。


「籠鳥那岐だ。こっちはシュモン……よろしく」

<那岐は友達いないから是非仲良く…>

「黙れ」


シュモンの気遣った台詞を低い声の一言で遮る籠鳥那岐。

そして先程より機嫌を悪くした鋭い目つきで健斗を睨みつけ、出していた手を引っ込める。

戸惑った調子で健斗はよろしくと返事する。


「一緒にいる奴等は?」

「俺の幼馴染と友達。皆行ってみたいていうから…」

「お、俺は友達になった覚えねーぞ!絶対いつかお前に勝ってエリアボスになるつもりだかんな!!」


顔を真っ赤にして怒る相川聡史を宥めようと、瀬戸海里がまーまーと落ち着かせる。

鞍馬蓮実は愛い奴よー、と言って相川聡史の頭を撫でるが更に怒り始める。

崋山優香は少しは落ち着きなさいよ、と迷惑そうな顔で三人を見ている。


「騒ぐだけしか能がないなら帰れ」

「んだとぅっ!?南のエリアボスだかなんだか知らねぇけど、偉そうにすんじゃねぇよ!!」

「落ち着けよ聡史。とりあえずなんでここに呼ばれたか聞こうぜ?」

<そうだ。先程から御堂正義会長はシュモンや俺が喋っても顔色一つ変えてないしな>




セイロンの言葉に竜宮健斗達は思い出す。アンドールに喋る機能はアニマルデータによることを。

御堂正義は笑顔を崩さずに話を進めようかと言って、全員座るようにジェスチャーする。




どこからか大量にお菓子を取り出してテーブルの上に並べる御堂霧乃。

飲み物や紙コップも出してそれぞれに手渡していく。


「まぁ固くならずに話をしよう。今回各エリアでボスを決めようというのはアニマルデータに繋がっているんだ」

「そういえば………今までエリアボスなんていなかったですよね?」


記憶を探るように、確認するように崋山優香が御堂正義を見て言う。

御堂正義は頷き、言葉を続ける。


「本当は作るつもりもなかったんだけど…霧乃」

「うぃーす」


呼ばれた霧乃はどこからかタッチパネル式のパソコンを取り出して、操作していく。

表示されたのは増加傾向を示すグラフ。最初は三件だったものが三年で二十倍以上に膨れ上がっていた。


「それは現在判明しているアニマルデータインストール件数だ」

「こ、こんなに!?」

「待つんよ!判明しているだけ…ってことは」

「うん。知らないの含めると百は越えるんじゃないかな?」


御堂正義は表情を変えずに和やかに言う。霧乃はさらにパソコンを操作していく。

今度はNYRONと外部の町の地図が表示される。

NYRONにはいくつもの赤いピンがドロップされているが、外部には一つのピンもなかった。

地図の中心は赤いドロップで埋まっている。そこは街の象徴がある時計台の位置である。


「アンドールは全国販売…にもかかわらず、この街でしかアニマルデータは発生しない」

「おかげで都市伝説ならぬ、街伝説。NYRONのアンドールは新型とか、ね」


茶化すように言う霧乃は次々に画面を変えて操作していく。

画面にはアンドール製造の歴史から、研究所の場所まで表示されていく。

時には遺跡の写真も混ざり、健斗達は頭を混乱させていく。


「アンドール開発はこの街にいた天才が、開発した人形が始まりなのさ」

「天才?」

「そう。病弱な一人娘を持った父親さ」


画面に表示された男の写真は少し気難しそうだが、厳粛な雰囲気を持っていた。

白衣に扇動岐路という名前プレートをつけている。


「外に出られない娘の友達、それが最初のアンドールのクラリス。人形が思考データで動いていた」

「あれだよ、子供が喋る人形で遊ぶようなもん」


霧乃が言いながら最初のアンドールの画像を表示する。

優しそうに笑う色白の女の子が、西洋人形のようなアンドールを抱えている。

傍には先程の扇動岐路が立っており、穏やかに微笑んでいる。


「彼の娘は重い病気にかかっており、莫大な治療費が必要だった。そのため企業にアンドール開発を持ち込んできたのさ」

「それで女の子は?」

「それはもう少し後で話そうか。今はアニマルデータについて繋げていこう」


少し先走った相川聡史を抑えて、御堂正義は画面上の扇動親子の写真をみて哀しげな顔をする。

しかし一瞬で普通の笑顔を作って、話を続けていく。


「アニマルデータはクラリスの思考データを元に改良を加えていった」

「しかし限界が来た。容量ではなく複雑な思考回路制御ができなくなったの」

<む?それは初耳だな…>


静かに話を聞いていたセイロンが驚いたように言う。

黒猫のキッドも同じらしく、耳をピクピクと動かしている。


「すると偶然にも、ある文明遺跡が見つかった。NYRONの南エリアにある森の中にある洞窟に」

「壁画。そこには今の文明で再現可能な思考回路設計図が地面天井壁あらゆる所に無数に描かれていた」


霧乃が話しながらパソコン画面を動かしていく。

先程僅かに見えた遺跡の写真が拡大表示される。

そこには確かに設計図がいくつも描かれており、研究者らしき人々が動いている。


「これがアニマルデータ。セイロンなどの人格データ設計図と言ってもいい」

<これが俺達の…>

<始まりか>


まるで子供が自分の赤ん坊の頃の写真を見るように、セイロンとキッドは食い入るように写真を見つめる。

健斗はなんか変な感じだなと、微妙な気持ちで写真を眺める。


「すぐにこの設計図を元にいくつもアニマルデータが作られ、クラリスにも一つのデータを書き込んだ」

「クラリスはまるで生きているかのように娘と会話し、動くようになった」

「成功だと思った……あの事件が起きるまでは」


健斗は空気が重くなるのを感じた。

肩の辺りが痛くなり、胸が締め付けられる感覚が襲い掛かる。

御堂正義の顔からは既に表情は消えていた。







「クラリスは娘………扇動涼香を殺してしまった」







誰かが息を呑んだ。

アンドールは動物のように動くが、ロボットである。

ロボットには三原則がある。その中に人を殺してはいけないという項目がある。

この三原則はアンドールが流行すると同時に、学校の授業でも教えられている必須項目だ。

子供が怒りのまま誰かを傷つけないようにするための、簡単な情操教育だ。


今は簡単な内容にして教えられる。

1、人に危害を加えてはいけない

2、一つ目に反しない内容の命令に従うべき

3、一つ目、二つ目に反しない限りロボット自身の身を守る

しかし最初のアンドールはそれを犯してしまった。


続きが気になる健斗達は黙って御堂正義が続きを話すのを待つ。

御堂正義は重い溜め息をつき、苦々しい調子で話す。


「アニマルデータは人のような複雑な思考を持ってしまった…だから苦しんでいる娘を助けたかった」


病気で苦しみ咳き込む娘はベットの上で寝たきり。

いつも窓から空を眺めては、大好きな人形クラリスに話しかける。

お外でいつか遊びたいな、とか、病気なんてなくなればいいのになど他愛ない話。

クラリスは毎日娘の話を聞いて、励ましていた。

娘を本当の友達のように気遣い、母親に甘える子供のように抱きしめられていた。

だから苦しむ姿を見るのが辛く、何もできない自分が歯痒くて、楽にしてあげたかった。

人形でも簡単にできること。そして娘を楽にしてあげる方法。




いつもしている点滴内に空気を含ませること。

人の血管内に少しでも空気が入るだけで人は死ねる。

これで苦しくないね、良かったね、クラリスは父親が死んだ娘の部屋に入るまでずっとそう言い続けていた。





全ては善意からくる複雑な思考回路データによる行為。

友達のような生きているかのような人格作成は成功で失敗だった。

そこで研究者達はアニマルデータを容量不足と偽り、事件ごと消去。

だから動物のような動きをするぬいぐるみ、としてアンドールを発売した。




「……あら?それがどうしてインストールされて増加しているのかしら?」


優香がそんなことあったのにおかしいわよね、と首を傾げる。

健斗や他の三人も気付いて、確かにと言い始める。

御堂正義は話し疲れたのか、少し暗い表情のまま推測を述べていく。


「おそらくクラリスと扇動岐路が関っていると私達は見ている」

「そういえば娘が死んだ後、父親はどうしたんだ?」

「発狂して行方を眩ませた……その際に多くのアニマルデータ設計図とクラリスと一緒に」


発狂という言葉に健斗は背筋が震えた。

最愛の娘を失った父親が、一人で生きていく。しかも原因は自分が作った人形。

それはどれだけ辛い事なのだろう。そしてどう生きていくのだろうか。


「巧妙に隠されていたがメンテナンス機械のマザーコンピュータへのハッキング記録が最近見つかった」

「アタシが見つけたの。すごいっしょ?」


霧乃が少し得意そうな顔をして、お菓子に手を伸ばす。

チョコバーを二つ掴んで、両方とも口に入れる豪快な食べ方だ。


「ハッキング内容は完全に消去されていたが、この増加傾向を見るならば多くのアニマルデータを復活させているのだろう」

「といっても多くは不完全で、機械アナウンスみたいな状況だけどね」


鞍馬蓮実と瀬戸海里が自分のアンドールを見る。

ベアングとタマモは話しかけないと喋らない事が多く、基本は無口だ。

つまり二匹は不完全なアニマルデータといって良いのだろう。


「そして街の象徴である時計台付近の増加……あそこは扇動岐路がアニマルデータの研究をしていた場所だ」

「なら入って確かめればいいんじゃ?」

「いや無理。データ消去の際に閉鎖して入り口封じてしまったから密室なんだよ」


軽い調子で言う霧乃は、パソコン画面に時計台の設計図と出入り口の地図を表示させる。

そして通気孔から水道管まであらゆるものを封じた工事受注書データも見せてくる。

相川聡史はそこで確信を持てたのか、おそるおそる御堂正義に問いかける。


「もしかして会長さんって…アンドール開発会社の社長さんとか?」

「そうなんだよ。肩書き二つで面倒だから君達は会長の方でお願いね」


軽く受け流して御堂正義は霧乃に続きをお願いねと言う。

もっと大きな反応を期待してた相川聡史はつまらないといった顔をする。

逆に大きく反応したのが竜宮健斗で、おっさん社長で会長なのかと言って、崋山優香に静かにと怒られる。


「で、あまりにアニマルデータが増加してて混乱が起きそうだから、エリアボスになった子に真実を話しているのさ」

「エリアボスにはこちらで把握しきれていないアニマルデータ所有者の捜索、及び管理を頼むの」

「捜索に管理……俺が!?」

<正確には健斗と俺だろ?>


誇らしげに言うセイロンに向かって、健斗はそうだなと快活に笑う。


「ち、な、み、に…そこの四人は東エリアボスの助手ね」

「げっ、何で俺が!!?」

「知ってしまったじゃん?真実を」


知ってしまったというか聞いてしまっただろうがー、といまいち反抗し切れていない相川聡史。

それとは反対に鞍馬蓮実と瀬戸海里は面白そうだから良いよと言う。

崋山優香もしょうがないなぁ、と健斗の方を横目で見ながら笑う。


「聡史ー。手伝ってくれないのか?」

「な、そんな目で見たって…無、だ………」


純粋な瞳で見てくる竜宮健斗と他三人の視線に相川聡史は顔を真っ赤にしていく。

そして大声で俺が副ボスだからな!!決定事項なんだからな!!と苦し紛れに言う。

キッドは聡史らしいとククッと笑う。


「今エリアボスは南と東しかいないけど、エリア内だけでも大変だから頑張ってくれ。それじゃあ」


そう言うと御堂正義は静かに立ち上がり、後は霧乃に聞いてくれと言って事務所から出て行ってしまった。

霧乃はお菓子に手を伸ばしながら、父さんは仕事忙しいんだよと呟く。


「北と西はなんで決まってないのかしら?」

「大会開催できる状況が整っていない。だから今は俺とそいつだけだ」

「へー。でも時計台がある中央エリアはどうなんよ?」

「そこは数が多いからな。四人のボスエリアが力を合わせて統括する……予定だ」


思いの外整っていない状況に崋山優香は大丈夫かなぁと心配する。

特に竜宮健斗は心配事を集めるだけでなく、心配の元凶である事が多いからだ。

そんな幼馴染の心配を知らない心配の元凶は、皆頑張ろうーなどと呑気に言う。


「そういえば俺達は普段どうすればいいの?」

「基本はこの事務所に集まって、会長代理のアタシの報告を聞いて。あとは不定期に開催される大会に参加してもらう」


ついでに役割も決めといて、と言って霧乃は簡単な紙を渡してくる。

そこにはボスの所に竜宮健斗と書かれていて、残りの副ボス、マネージャー、会計、書記には何も書かれてない。

相川聡史はその紙の副ボスのところに自分の名前を先に書く。


「俺が副ボスは決定事項ってさっき言ったからな!早い者勝ちだ!」

「じゃあ僕は書記。書道やってるし…」

「オイラはこう見えて算盤できるんよ?というわけで会計!」

「しょうがないなぁ。私がマネージャーになってあげるわよ」


四人それぞれが名前を書いてる際、少し暇になった竜宮健斗に籠鳥那岐が近付く。

鋭い目つきのまま小声で話しかける。


「お前大会の最後鼻血倒れただろう」

「応。それがどうかしたか?」

「その際に自分がアンドールと同化した感覚が起こらなかったか?」

「大当たり。誰も信じてくれないけど、那岐は何か知ってんのか!?」

「ああ。ここでは話しにくい」


そう言って目線でドアを指す那岐。

意図に気付いた健斗は気付かれないように立ち上がって、ドアを開ける。

那岐が後ろからついてきて、ドアが閉まった後に背を壁に預ける。

セイロンが健斗の腕の中で、あの現象は一体なんなのだと言う。

どうやらセイロンも健斗と同じ感覚を味わったらしい。

那岐は一呼吸を置いて、口を開く。




「シンクロ現象。アニマルデータ所有者の中でも出来る奴は少ない」

<詳細な事は解明されてないが、アニマルデータと所有者が同調、お互いに本来の潜在能力を最大限に引き出せる状態だ>




那岐の肩にいるシュモンが追加するように説明する。

まるで漫画の必殺状態に健斗は目をキラキラさせる。


「お、おおう!なんか凄いな!!」

「ちゃんと話を最後まで聞け。この現象は普段脳が危険と判断して抑えている機能も開放する」

<あまり深く同調していると、シンクロオーバーと言って体に異常をもたらす>


中には体中の筋肉が断裂した者もいる、と鋭い目つきで那岐は言う。

健斗は青い顔をして、もしかして鼻血止まらなかったのってシンクロオーバーでも軽い方なのかと聞く。

那岐は頷き、セイロンの充電も時間が掛かっただろうと告げる。

思い出してみればそうかもしれないと健斗は、さらに顔を青ざめる。


「もし同じことが起きたらすぐに自分を取り戻せ。でないと取り返しがつかなくなる」

<折角できた那岐の友達だから我としても…>

「黙れ」


人を殺せそうな目つきでシュモンを睨み付ける那岐だが、シュモンはすまないと一言だけで流す。

その光景を見て健斗はセイロンと顔を見合わせた後、ニカッと笑って手を差し出す。


「心配してくれてありがとうな。エリアボス同士よろしく!」

「……ああ」


少し戸惑った後、那岐は差し出された健斗の手を握る。

固く結ばれた握手を見て、シュモンは気付かれないように嬉しそうに笑う。

セイロンも嬉しそうに、仲間が増えて楽しいなと言う。

事務所内から優香が、ケンー外にいるのーと声をかけてきた。

握手した手を解いて健斗は今そっちに行くと返事をする。

そして那岐に笑顔で入ろうぜと言う。

那岐は軽く頷き、シュモンから友情という単語が聞こえてきたので思いっきり睨み付ける。

シュモンは素知らぬ顔で、呼んでいるぞと誤魔化す。

二人は事務所に入り、今後の事を霧乃に聞く。


そして霧乃は家のある中央エリア、那岐は南エリアに帰るということで見送る。

健斗は頑張ろうなーと声をかけて、二人の姿が見えなくなるまで手を振った。

また夕方遅くなってきたので今日は解散、また明日集まろうと約束する。

少し不安な気持ちとそれに勝る期待と好奇心の気持ちを抱えて、健斗は優香と夕焼け空で赤く染まった帰り道を歩く。

まだ残る謎を気にしないまま・・・


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