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嫁が優秀な子供ほしさに義理の祖父と托卵を企てやがった! 俺は嫁一族と縁を切り、托卵された子供を育てる決意を固める。  作者: panpan


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13/15

道種 千鶴④

千鶴視点です。


 大河から捨てられ……学園からも追放され……空っぽになった私の人生……。

別の学校に勤務しようと頑張って見たりもしたけど……SNSで顔や名前が大々的に晒された私を受け入れてくれる学校などなかった。

いや学校どころか……コンビニバイトすら受からない。

私はどんな職場においても……世間から非難される癌でしかないんだ。

水商売という手もあったけど……好きでもない不特定多数の男性を相手にして金を得るなんて……そんなことはできないし、堕ちたくもない。

そもそも決意したところで……道種家の女が娼婦に堕ちるなんて、おじいちゃんが許さないだろう……。

そういった理由で働き口を見出せない私は……おじいちゃんに寄生する虫でしかなくなった。

SNSでは相変わらずおじいちゃんへの……いや、道種家に対する誹謗中傷の嵐が巻き起こっていた。

その勢いはインターネットに留まらず……テレビ放送にまで報道されていった。

もうネット上で道種の性を名乗るだけで四方八方から叩かれるくらいだ。

その上、特定班が公開している道種家の個人情報のせいで……外を歩くだけでひそひそと言われ、SNSに晒される。

だからと言って家を引っ越そうが……ネットから離れて身を隠そうが……特定班が公開している情報は常に更新されるので意味はない。

おじいちゃんの家にも突してくる人間は後を絶たないけど……おじいちゃんは無視を決め込んでいる。

イタズラ電話やピンポンダッシュもひどかったので……電話やインターホンといった外界との最低限のつながりも……おじいちゃんは断ってしまった。


『何も理解せずに喚き散らすだけのサル共なんぞ相手にする価値もない』


 そう言って……おじいちゃんは完全に耳を塞ぎ、自分の世界に閉じこもって子作りに専念した。


-------------------------------------


 世間の何もかもが私達を非難する敵になった……。

そう思っていたけれど、一部では私のことを擁護する声も上がっていた。


『爺さんが救いようのないクズってのは当然として……この元旦那も相当のクズじゃない?

ゴミカス同然の自分と結婚してくれた心優しい奥さんに離婚を突き付けた上、子供まで奪ってるんだかさぁ』


『確かに……自分の”過去”を棚に上げて……爺さんと子供作ったくらいで離婚突き付けるとか心狭すぎ、人として恥ずかしくないの?』


『それな……。

俺がこのクズの立場なら……嫁が100人と浮気しようが100人托卵しようが……余裕で許すけどな』


『いやいや……そこは満足させられなくてごめんって土下座するのが筋でしょ?』


『こんなクズ野郎に育てられるなんて……子供が可哀想だな』


 大河をクズとこき下ろしているところは引っかかるけど……同情の言葉は素直に嬉しかった。

SNS上の薄っぺらい言葉だとはわかっているけど……傷心の私には沁みるものがある。


『クズ旦那を匿っている家を特定したった! 今から凸して子供を助けに行く!!』


 私に寄せられる同情の声の中に……気になるコメントを見つけた。

特定班を名乗る人間が……大河が学校からそう離れていないアパートに居座っていると突き止めてくれていた。

すぐさま住所の場所へと赴いたが……そこはすでにもぬけの殻で、大河の足取りに関する情報は得られなかった。


-------------------------------------


「千鶴、子作りをするぞ?」


「はい……」


 理事長でなくなったおじいちゃんは残された時間を全て子作りに注ぐようになった。

1日に何人も何人も……もちろん、私もその中に含まれている。

働くこともできず……無償で実家に住まわせてもらっているんだから……それくらいは当然だ。

なのに……なかなか2人目を身籠ることができない。

おじいちゃんに散々種をもらったのに……自分の義務を全うすることができない自分を心から恥じた。

だって……今の私にできること……残されたものは……これだけなのだから……。


-------------------------------------


「うっ!!」


 ある日……。

昼食を終えて自室に戻る途中……突然腹部に激痛が走った。

あまりの痛みに……視界が一気に真っ暗になってしまった。


-------------------------------------


「……」


「あっ!? 気が付かれましたか!?」


 気が付くと……私は病院のベッドの上にいた。

ベッドの横で立っていた看護婦さんが私の顔を覗きこみ……意識があることを確認すると、そそくさと医師を呼びに病室を出て行った。


「何?……何が起きたの?」


 体が思うように動かない……お腹もまだ鈍く傷む。

腕には点滴用の注射針が刺さっている……。

私……なんかの病気になったの?

一体……何が起きたの?


※※※


 しばらくして……50代くらいの男性医師が病室に入って来た。

聴診器等の診察を終えた後……医師は重い口を開いた。


「道種さん……落ち着いて聞いてください。

あなたの子宮に……癌が見つかりました」


「……は?」


 医師のその言葉を脳が処理するのに1分ほど時間が掛かった。

いや……無意識に脳が理解するのを拒んだのかもしれない。


「順序を立てて説明します……」


 医師の話を簡潔にまとめると……。

意識を失って倒れた後……使用人が呼んだ救急車で私は病院に運ばれた。

目立った外傷などもないので精密検査にかけたところ……子宮に癌が見つかったということらしい。

話の流れで知ったが……私が意識を失ってからすでに3時間以上経過していたらしい……。

癌の大きさや規模はまだ手術をすれば助かる見込みがあるレベルらしい。

ただ……。


「ほかの臓器への転移を防ぐという意味でも……子宮を全摘出するのが最善かと……」


「ぜっ全摘出って……子宮を全部取るってことですか?」


「はい……」


 医師の淡々とした返事に私は血の気が引いた。


「そんな……それじゃあ私……子供が生めなくなるってことじゃないですか!!

絶対に嫌です!!」


 子供が生めなくなる?

それはつまり……女としての価値を永遠に失うということ。

そんなの嫌……絶対に嫌だ!!

私はまだ20代よ?

この若さで子供が生めなくなるなんて……ありえない!!

私には……道種家の義務だってあるのよ!?


「ですが……このままではいずれ肺やほかの臓器に転移するおそれがあります。

そうなってしまってはもうどうすることもできません。

今の時点で子宮を取り除けば……あなたの命が助かる可能性は十分にあります」


「こっ抗がん剤とか……放射線治療とかでどうにかならないんですか!?」


 ドキュメンタリーとかで癌治療による副作用の様子は見たことがある。

助かるためとはいえ……髪が抜けたり……嘔吐がひどかったり……客観的な視点でも地獄だとわかる日々に耐え続けないといけない。

そんなの嫌だけど……女の価値を失うのはもっと嫌だ!!


「もちろん……必要になればそういった治療も行います。

ですがまず……手術を行わなければなりません。

言ってしまえば……あなたの治療は子宮を取り除くことが前提なのです」


「そん……な……」


「酷なことですが……ご自分の命を守るためです」


 それは……ある種の余命宣告だった。

私の命を永らえさせるには……女を捨てるしかない。

自分の命か……女の価値か……私は究極の選択を迫られた。


「今すぐに決断しろとは言いません。

ご家族ともよくよく相談してください。

ですが……猶予はないということだけを忘れないよう……」


 病室を出る直前に残した医師の言葉には……言いようのない重みがあった。

1人取り残された私の頭はぐちゃぐちゃだった……。

いきなり突き付けられた癌宣告……はっきり言って今でも実感はない。

意識を失うほどの激痛に見舞われたものの……今のところ、体はなんの不調も訴えていない。

癌だと言われたせいか……少し腹部に違和感のようなものは感じるけど……。

何より……命を捨てるか女を捨てるかなんて……急にそんなことを選べと言われたって……できる訳がない!


「どうして……どうしてよぉ……」


 私は大河を失い……音瑚も失い……教師としての立場も失い……その上、女の価値までも失おうとしている。

もうすでに絶望のどん底に沈んでいるのに……どうしてさらに苦しまないといけないの?

私が一体……何をしたって言うのよぉ!!


※※※


「……」


 最初こそ迷っていた私だったが……時間が経過するにつれて体をくすぶり始める死への恐怖心が、徐々に私の思考を改変させていった。

いや……冷静さを取り戻し始めたと言った方が良いのかもしれない。


「死にたくない……死にたくない」


 女の価値……道種家の義務……。

もちろん私にとってそれらはかけがえのない大切なものだ。

でもね?……だけど……命には変えられない。

死んだら価値も義務もないじゃない……。

私はまだ……人生の半分も生きていない。

やりたいことだって……これから見つかるかもしれない。

それなのに死ぬなんて……絶対に嫌だ!!」


 私は……手術することを決意した。

私は生きたい……生きていたい。

道種家の女としての義務はもう果たせないけど……それでも生きたい!!


 ガラガラ……。


「倒れたと聞いたが……何かあったのか?」


 生きることを強く望む中……病室におじいちゃんが入って来た。

私が倒れたことを聞いて駆けつけてくれたみたい。


「おじいちゃん……あのね?

私……癌になったちゃったみたい……子宮の……」


 私は癌のこと……そして女であることよりも自分の命を優先したいことをおじいちゃんに話した。


「子供を生めなくなるのは嫌だけど……自分の命には変えられない。

だからおじいちゃん……手術費用とか入院費とか出してくれない?」


 大河への慰謝料や音瑚の養育費を支払ったことで私には貯金がない。

保険などで多少賄えたとしても……私には治療費や入院費を支払うことはできない。

そうなると……おじいちゃんに立て替えてもらうしかない。

理事長の肩書きを失ったとは言え……おじいちゃんには莫大な蓄えがあるんだから。

私が必死にお願いすれば……おじいちゃんは立て替えを了承してくれるはず。

そう思っていたのに……。


「千鶴……股を開け」


 おじいちゃんの口から出た想像を絶する言葉に……私は耳を疑った。


「股を開けと言ったんだ。

子作りをするぞ?」


 私が癌だと……私の命があとわずかだと聞いて……子作り?

おじいちゃんの言っていることが全く理解できなかった。

いつ死ぬかもしれない身で子作りなんて……できるわけがない!

それなのにおじいちゃんは……聞く耳を持ってくれない。


「……おじいちゃんは私の命より子作りの方が大切なの?」


「つまらんことを聞く暇があるのなら……さっさと股を開かんか!!」


 煮え切れない態度の私にイラ立ったのか……おじいちゃんは乱暴に私から衣服と下着をはぎ取り……私の意思を無視して子作りを強制した。


「はぁ……はぁ……」


「……」


 おじいちゃんは快楽のままに腰を振り続けた。

その行為に……私への労りや思いやりなんて微塵もなかった。

ただただ私を孕ませたいだけ……そんな単調な欲望がおじいちゃんの顔からにじみ出ていた。

今まで日本のため……道種家のために子作りに励み続けていたおじいちゃんをずっと誇りに思っていた。

私に残された最後の希望だとも思っていた。

そのおじいちゃんの顔が今……ひどく醜悪に見える。

まるで盛りの付いた獣だ……。

癌に犯された私の体を……性欲のまま貪る。

義務のためとはいえ……こんなの常軌を逸している。

私は”やめて”とも”つらい”とも言えず……意識のない人形のようにおじいちゃんの種を受け入れ続けた、いや……弄ばれた。


※※※


「……」


「ほぉ……」


 私の体にひとしきり種を注ぎ終えたおじいちゃんは私の隣で横になった。

おじいちゃんは汗だくで息も上がっていたが……すがすがしいほど満足気だった。

罪悪感など微塵も感じられない……”やってやった”と言わんばかりに口元が緩んでいる。

体を包み込む熱気……鼻につく性の残り香……。

これまで甘美に感じていたもの全てがおぞましく思えてならない。


「これ、千鶴……呆けていないでさっさときれいにせんか」


 体にこびりついた汗や体液を私に処理させるおじいちゃん……。

その最中も私の体を嘗め回すように撫でてくるそのふてぶてしい態度に……私の心が大きく揺れ動いた。

ふつふつと熱い何かがお腹の底からこみあげてくる……。

これが本当に……日本の救世主の姿なの?

私の心に刻まれていたおじいちゃんの理想が歪み、不信感が募っていくのを感じる。


※※※


「……」


 後処理を終え、ふと視線を床に落とした時……ベッドの下にキラリと光るものが目に入った。

窓から差し込むオレンジ色の光が照らすもの……まるで天が指し示すような光の中にあったのは……1本のボールペンだった。

看護婦か誰かの落とし物か?


「……」


 私は無意識にそのボールペンに手を伸ばし、芯を出した。

その瞬間、私は私が何をしようとしているのかを直感した。

脳がやめろと指示するも……体が言うことを聞かない……。

おじいちゃんへの不信感が……この手を動かしているんだ。


「おじいちゃん……」


 

そう思った私は思わずおじいちゃんを呼んだ。

助けてほしい……心にのしかかるこの重荷を取り払ってほしい。

そんな思いから出た私なりのSOS……。

おじいちゃんならきっと気付いてくれる……そう信じていた。

いや……信じたかった。


「なんだ? まだ足りんか?

ごうつくばりめ……ちと休ませろ」


「!!!」


 おじいちゃんの口から出たあまりに無神経な言葉……。

それを聞いた瞬間……私の心は完全ある絶望に包まれ、同時に抑え続けていたどす黒い何かを解放してしまった。


「……けるな」


「なんだ……」


「ふざけるなぁぁぁぁ!!」


「あがぁ……」


 私は拾ったボールペンを握りしめ……勢いよくおじいちゃんの無防備な股間に突き刺してやった。

血はあまり出なかったが……ボールペンの半分がおじいちゃんの精巣に深々と刺さっていた。

女の私にはわからないが……かなりの激痛なんだろう。

おじいちゃんは悲鳴すらあげることができなかったようだ。


 ガチャン!!


 もがき苦しむ際、おじいちゃんの手がサイドテーブルに置いてある花瓶に当たり……床に落ちた花瓶は大きな音を立てて割れた。


「どうしました!?」


 その音を聞いて外にいた看護婦が病室に入ってきたことで……私のしでかしたことは全て露見することになった。


-------------------------------------


 おじいちゃんはすぐさま緊急手術を受けることとなり……私は別の病室で警察から事情聴取を受けることになった。

私は事の経緯を警察に話し……刺したことを認め、後悔も一切ないことをはっきりと告げた。


-------------------------------------


 そして……手術の結果、おじいちゃんは命に別状はないものの……男性としての機能を失ったそうだ。

種を撒くことはおろか……性行為そのものができなくなったらしい。


「ははは……ざまぁみろ……」

 

 その結果を警察から聞かされた私は力なく笑った。

私の命よりも子作りを優先した異常さ……癌に犯された私の体を労わろうともしない無神経さ……そして、私のこの苦しみやつらさを微塵も理解しようとしない非人道さ……全てが私の神経を逆なでした。

当然の報いだ。

今までずっとおじいちゃんの理想のために尽くしてきたのに……私の命をないがしろにして盛りまくったおじいちゃんが全部悪いんだ。

だけどもう……これで私には何も残らなくなった。


-------------------------------------------


 事情聴取を終えた私は傷害罪で逮捕され、すぐさま警察病院に移されることになった。

弁護士を雇うお金も治療費を払うお金もない……空っぽになった人生に未練もない……。

この先どうなろうがどうでも良い……私の心はおじいちゃんのあの一言で死んだんだ。


------------------------------------------


「千鶴……」


 翌日の昼……。

人生の何もかもを放棄してベッドに横たわる私の元にお父さんが訪ねてきた。


「何にしきたの?」


「……昨日の話は聞いた。

もし弁護士が決まってないようなら……私が引き受けよう」


「そんなお金ない」


「金などいらん。

これは私個人で請け負うつもりだからな」


「意味ないよ……どうせ癌で死ぬし……」


「癌のことも聞いた……。

まだ助かる見込みがあるのだろう?

治療費が足りないのなら……私が工面してやる」


「なんでそこまでするの?」


「まがいなりにも私はお前の父親だったからな。

お前のことも母さんのことも生涯許すつもりはないが……このままお前を見捨てるのも忍びない。

これが”父親”としての最後の温情だ。

ここから人生をもう1度やり直せ」


「……」


 結局、私はお父さんの温情に甘える形で弁護と治療費の工面をしてもらうことになった。

私が望んだと言うより……お父さんが勝手にやったと言った方が正しい。


-------------------------------------


 後日……私の犯した傷害事件に関する裁判が開かれた。

被告人ではあるものの……癌治療のため、私はリモートという形で裁判に参加することになった。


『あの女は道種家の……日本の未来を奪い去ったんだ!!

これは傷害事件などではない……国家への反逆だ!!

あの女に死刑をぉぉぉ!!』


 被害者席でおじいちゃんは半狂乱で私への死刑を求めてきた。

私がどうしてあんなことをしたのか……あの一言でどれだけ傷ついたか……弁護席のお父さんが代弁してくれた。

だけど……。


『くだらん……』


 おじいちゃんはその一言で……私の気持ちを全て否定した。

見限った気でいたけど……心のどこかで私の気持ちを理解してくれると言う期待がわずかに残っていた。

その期待すら打ち砕かれた今……私の心はおじいちゃんから完全に離れた。

おじいちゃんにとって私は家族ではなくただの苗床……。

子供を生む道具でしかないんだ……。

なんか……今までおじいちゃんのために尽くしてきた自分がバカみたいに思えてきた。

証言台で話すおじいちゃんの演説もあんなにありがたいものだと思って聞いていたのに……今はただのノイズにしか聞こえない。

おじいちゃんの思考が……理解できない。


「私……何してたんだろ?」


 今、わかった……。

おじいちゃんは日本の救世主なんかじゃない……ただの種馬だ。

大河があれだけおじいちゃんを非難していた理由も今ならよくわかる。


「私……間違っていたの?」


 おじいちゃんへの信頼や情が薄れていくにつれ……私は違和感を感じた。

私が妊活だと思っていたあの行為は……ただの浮気?

おじいちゃんの血を引く音瑚を生んだことも義務じゃなく……托卵ってこと?

じゃあ……大河の言っていたことは全部正しくて……間違っていたのは私の方?

あの時はおじいちゃんの理想を信じていたから大河の主張が全く理解できなかったけど……おじいちゃんへの義が揺らいだ今、よくよく考えたら理にかなっているところがあるように思えてならない。


「あっああああ……」


 そうか……そうだったんだ。

大河は正しかった……裏切っていたのは私の方だったんだ。


「謝りたい……大河に謝りたい……」


 そう思っても……それは叶わない。

大河は私の前から姿を消し……どこにいるのかもわからない。

私は……取り返しのつかないことをしてしまったんだ……。


ちょっとまた長引きそうなので一旦区切ります。

次も千鶴視点なのですが、できれば今日中に書き終えたいのでもう少し頑張って見ます。

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