第2章 Touring car qualifying 3
やがて第1グループの予選は終わり、昼食の弁当がデリバリーされ、みんなでそれを食して。
第2レースの予選。龍一とフィチは最上階の大ホールに行って。所定のシムリグにスタンバイした。
龍一とフィチは青と赤の縞模様のユニフォームを着ている。左胸は後ろ足で立ち上がる赤い、翼のある虎の勇ましいチームエンブレム、胸には台湾の会社でメインスポンサーのAVP Gamingのロゴ。両肩には、新たにチームとメンバーシップ契約を結んだ韓国の自動車販売店、M&D motorsのロゴがプリントされていた。M&Dは社長の頭文字だ。
下はジーパンだが。手にはグローブ、足にはレーシングシューズ。
ユニフォームとグローブ、シューズを身に着け、感触を感じると、さあやるぞ! と、心地よい緊張感を覚えるのだった。
龍一はホンダ・シビックタイプR、フィチはヒョンデ・ヴェロスターNのツーリングカーを使用する。
ヤーナと雄平も所定のシムリグにスタンバイする。レッドブレイドはふたりとも赤と黒のアウディ・RS3 LMS、ツーリングカーだ。ユニフォームは赤く、左胸には黒い、横たわる抜き身の日本刀の上にRed Bradeのロゴ。
胸にはピサの斜塔よろしく斜に構えたシルバーの缶がプリントされ。その缶に、黒いSONNE ENERGYのロゴマークが描かれている。メインスポンサーのエナジードリンクだ。その他各所にも黒い字での各スポンサーのロゴがある。
このチームは赤と黒と銀の配色で、なかなか強烈な印象を持たせる。
「さあ、行くぞ!」
ヘッドセットを着け、無線の確認もし。待機画面で、レースを始めるをセレクトして。
龍一はシビックタイプRを、フィチはヴェロスターNを、ヤーナと雄平はRS3 LMSをコースインさせた。
ゲームである。
コースは終盤の長いストレートをの丘を越えたところから始まる。
ライバル車のない単独走行、マルチプレイヤーの中にあるライバルにて予選は行われる。
ライバルでは自身のパーソナルベストのゴーストが表示される。もちろん非表示にも出来る。
他のプレイヤーのゴーストも表示させられるのだが、この予選では自身のゴーストのみというレギュレーションが規定されていた。
まだ始まったばかりなので、ゴーストはない。
まず様子見で走る。
最終コーナーを抜け、GPコースのメインストレートに差し掛かれば、右手にコントロールタワーが見え、抜けるような青空も広がる。
タワーの壁には、Forza Sim Racingのロゴが描かれていた。




