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52 KP爆増大作戦! ナイトクランvsバエル

「いやいや、それはさすがにおかしい」


 わたしに攻撃が効かず、動揺するバエル。その一瞬の隙を逃さず、ヒヅキがわたしの足を捕らえた蜘蛛糸を除去。わたしたちはバエルから距離を取る。


 わたしは男に向かって中指を立てた。


「はっ! 自分がこの場の支配者だと、圧倒的優位な立場にあると思ってた? 残念! いまのわたしのKPは360億! あなたを優に超えている! つまりあなたは、わたしを傷つけることができない!」

「なっ!?」


 大きく後退るバエル。その表情から先ほどまでの余裕が消える。


「バカなっ! たった数日で200億以上もKPを増やすなど不可能だ!」


 不可能……ね。ところがどっこい。わたしには秘密兵器がある。


 そう。スマホだ。


 ここに来る前、いままで出会ってきた人たちに頭を下げ、わたしは炎上投稿を作成した。


 ミトス教の魔の手から救ったルイス。その母親がピザ屋さんを営んでいると知り、頼み込んでピザ生地にわたしが鼻を押し付ける映像、そして冷蔵庫に入ったわたしがピースをする写真を撮った。


 さらに普段お世話になっている居酒屋のおばちゃんにお願いして、サービスで置いてある壺のマスタード。あれを大量に料理にぶっかけ、わたしが遊んでいる様子を撮影してもらった。


 あとはサマエルに脅されて、わたしたちに毒を盛ろうとした親子。彼らの村にある満開の桜の木の下で、桜吹雪を降らせるために枝をわざと揺らす様子だったり、撮影に邪魔だからと木を勝手に伐採する様子を撮影してもらった。


 みんな、快く協力してくれた。そうして彼らの協力のもと撮影した動画、写真をチュイッターに投稿。それらの投稿は大量にリポストされ、いいね、コメントが付き、燃えに燃えた。結果、わたしのKPは瞬く間に爆増したというわけだ。


 まあ、わざわざバエルの野郎に説明してやる義理はない。いつまでも戸惑っているがいい!


 ……まあ、横で不思議そうにしているヒヅキには、あとで説明してあげるとしよう……


 一方、頭を大きく振る暴食の王。


「いや、いまは不可能だとか可能だとか、そんなことを論じている場合じゃない。傲慢の王(ルシフェル)のKPが僕を超えたことは事実……! なら僕が考えるべきは、どうすれば傲慢の王(ルシフェル)を殺せるか」


 バエルの眼光がギラリと光る。


「簡単なことだ。僕が再び傲慢の王(ルシフェル)のKPを超えればいい! そのためには……」


 バエルが瞑目した。それはほんの一瞬。再び男が目を開けた時、そこには先ほどまでの余裕が戻っていた。


「…なにをしたの?」


 警戒心を露わにヒヅキが尋ねる。ニヤリと笑う暴食の王。


「支配下にある全てのフェイカーに、人間たちを虐殺するよう命令を下した」

「………!」


 ヒヅキの顔から、一瞬で血の気が引く。高笑いするバエル。


「いい表情だね、ヒヅキ! 僕の配下には七大罪も含まれる! 50億程度のKPの差、ものの数分で覆せるのさ!」

「…やめて……! お願いだから……!」

「あははは! やめるわけがないだろう! 責めるなら、安易な考えでKPを増やした傲慢の王(ルシフェル)を責めることだ!」


 ヒヅキの救いを求める目が、わたしの方を向く。だからわたしは彼女を安心させようと、自信たっぷりの笑みを見せた。


 一方、指を空中に滑らせるバエル。恐らく、自身のKPを確認しているのだろう。その表情が、怪訝に歪む。


「どういうことだ? KPがほとんど伸びない……」


 わたしは再び「してやったり!」と口角を上げた。


「なんでか知りたい?」

「……君がなにかしたのかい?」

「答えは……イエス」


 バエルの頬が苛立ちにヒクりと動く。翳された手から放たれる極光がわたしたちを襲うが、当然、効くはずもない。バエルの攻撃を無視し、わたしは話を続ける。


「わたしはここに来る前、ビャクヤたちに頼んでおいたのよ。世界中でフェイカーが暴れるだろうから、それを防いでってね」


 バエルがわたしのKPを超えるために、支配下のフェイカーを動かすことは予測できた。だから先手を打っておいたのだ。バエルの能力ゆえ、詳しくは説明できなかったにも関わらず、


『予言のフェイカーを倒しに行く』


 そう伝えると、ビャクヤは二つ返事で了承してくれた。そして彼女は全世界の協力者、フェイカー狩り組織に連絡し、フェイカーの一斉蜂起に備えてくれたのだ。


 先の先まで、考えられる可能性はとことん潰す。


 サマエル戦でわたしの予測が甘かったために、ブルーを傷つけてしまった反省だ。もう二度と、あんな後悔はしない!


「…カエデ……」


 ヒヅキの潤んだ瞳が、わたしを見上げる。わたしは歯を見せて笑うと、親指を立てた。


「戦ってるのはわたしたちだけじゃない。皆でバエルを倒そう!」

「…うん……うん……!」


 ヒヅキがコクコクと頷く。


 一方、髪の毛をグシャグシャと掻き混ぜるバエル。


「ありえない……ありえないあ”りえないあ”りえ”ないあ”りえ”な”いあ”り”え”な”い”……!」


 バエルの身体がボコボコと脈打ち、肥大化していく。見る見るうちに巨大化していく身体。そして───


「キミハジャマダ! ゼッタイニコロス!」


 目の前には見上げるほど巨大な、真っ白な蜘蛛が顕現した。紅玉のような赤い8つの目。その背後で蜘蛛糸の海が脈打ち、口には巨大な光が明滅する。


「行くよ! ヒヅキ!」

「…ん!」


 わたしとヒヅキが飛び出す。同時に蜘蛛糸の束と、蜘蛛の口から放たれた極光がわたしたちに降り注いだ。


 蜘蛛糸が空を裂く。わたしとヒヅキはキノコを軸に旋回。首の皮一枚でそれを避ける。


「ヒヅキ、糸だけは絶対に喰らわないで!」

「…分かってる!」


 次いで降り注ぐ極光。わたしはそれを無視して突っ込む。効かない攻撃に構う暇はない。


 バエルのKPは、じわじわと伸びている。ビャクヤたちがフェイカーの蜂起を抑えてくれているとは言え、それも永遠じゃないのだ。


 わたしたちが勝つには、バエルのKPがわたしを超える前に、奴を倒すしかない。


 わたしが奥歯を噛みしめると同時、頭上に影が差す。はっとなって見上げれば、そこには振り上げられたバエルの鎌足。


 あれを喰らうのはまずい……! 吹き飛ばされて、身体のコントロールを失う! まして吹き飛ばされた先にバエルの蜘蛛糸があったら最悪だ。


 避けることはできない……! 焦りが胸中に広がる。しかし無慈悲にも振り下ろされる蜘蛛脚。ダンプカーのごとき巨大な鎌足が、唸りをあげてわたしたちを襲う。


「…わたしに任せて」


 ヒヅキ……!


 赤髪の少女が蜘蛛糸を射出。バエルの張った蜘蛛糸に両端を張りつけ、身体を固定する。かと思えば刀を握るヒヅキ。


 次の瞬間、刀と鎌足がぶつかり合った。甲高い金属音と共に、舞い散る火花。


 拮抗したのは一瞬だけ。瞬く間に少女の額には玉のような汗が浮かんでいく。


「ヒヅキ!」


 わたしは彼女の背中を支える。そんなわたしに応えるかのように、気迫の声をあげるヒヅキ。


「…んんあぁぁぁぁぁ!」


 赤髪の少女が刀を振り切る。硬い甲殻にヒビが入り、狙いの逸れた蜘蛛足が横を掠めていく。


「ウオォォォォォォォ……!」


 低い悲鳴を上げ、よろめくバエル。飛翔する溶解液を爆風で吹き飛ばしながら、わたしは少女にサムズアップ。


「ナイス、ヒヅキ!」

「…こ、これくらい……余裕……!」


 再び手を握ると同時に、頭上から降り注ぐ蜘蛛糸の嵐。わたしたちは再び宙に踊り出た。


 再び不規則な運動でバエルに接近しつつ、空間に大量のキノコを撒くわたし。


「蜘蛛の弱点って分かる!?」

「…お腹。他の部位より柔らかい」

「なるほど。了解!」


 狙うなら腹か……しかし、そう簡単にバエルの懐に潜り込めるはずがない。


 それなら……!


 わたしは手短に、ヒヅキに作戦を伝える。すると小さく口角を上げ、頷く少女。


「…面白い。確かにそれなら、あいつの不意を付けるかも」

「よっしゃ! じゃあさっそく作戦開始よ!」


 ヒヅキの作った足場に乗り、わたしは巨大爆裂(バースト)キノコ(マッシュルーム)の生成に取り掛かる。必要なのは、サマエル戦で使った青キノコなみに巨大な赤キノコ……! わたしとヒヅキを、同時にバエルから隠せる大きさの……!


 全身から噴き出す汗も気にせず、わたしは意識を集中する。大きく……もっと大きく……よし!


 巨大キノコを完成させたわたしは、バエルの攻撃を一手に引き受けてくれていたヒヅキとバトンタッチ。


「スイッチ! 準備ができたら教えて!」

「…ん、了」


 正面に向き直ると、わたしはバエルと対峙する。


「かかってこいやぁぁぁぁ!」

「ウオォォォ……!」


 わたしは無数のキノコを召喚。一斉に射出する。対してバエルは極光で迎え撃つ。


 一直線にぶつかり合った無数のキノコと極光が、わたしたちの間で炸裂する。噴き上がる爆炎、凍てつく空気、轟く雷鳴。空間が震えるほどの衝撃が、全身を襲う。


 しかしわたしは止まらない。すぐさま用意した第二射を一斉投擲。襲い来る蜘蛛糸、毒液、極光、鎌足を相殺していく。


 ヒヅキには、毛一本だって触れさせない!


 集中力の続く限り、わたしはキノコを投擲し続ける。しかし敵の勢いも止まらない。じわじわと、だが確実にこちらが押されている。わたしの頬を冷や汗が伝っていく。


 くっ……もうこれ以上は……!


 いよいよ限界───まさにその時だった。


「…準備できた」

「……! その言葉を待ってたわよ!」


 わたしは最後っ屁のキノコたちを放出すると、用意した巨大赤キノコの裏に回る。そしてヒヅキの手を握り、巨大キノコを持ち上げた。


 バエルに一瞬の緊張が走る。


「喰らえ!」


 わたしは巨大爆裂(バースト)キノコ(マッシュルーム)をバエル目掛けてぶん投げる。一直線に暴食の王に迫る巨大キノコ。だがバエルは至って冷静だ。


「ソンナモノ、ボクニハキカナイ!」


 極光を放つ巨大蜘蛛。


 そう来ると思ってたよ!


 回転スキルを発動。巨大キノコの軌道を修正し、破壊の光線を避ける。次いで発動した、追尾のスキルで巨大キノコは再びバエルへ突進。


「キカナイトイッテイル!」


 鋭い鎌足で切り裂かれる巨大赤キノコ。2つに分かれたキノコが、バエルの両脇の床に衝突する。


「チッ……!」


 わたしは小さく舌打ち。


 ヒヅキの手を握り、再び襲い来る蜘蛛糸の回避に専念する。


 あとは頼んだわよ……ヒヅキ!


 宙を舞いながら、合間合間に魔法のキノコを投擲。バエルの注意をこちらに引く。


 一方、余裕綽々(しゃくしゃく)の巨大蜘蛛。


「アハハハ! ドウヤラフハツダッタミタイダネ! ドウダイ? ソロソロコウフクシテ───」

 ザシュッ!


 笑っていたバエルの言葉が途中で止まり、その身体がびくりと震える。次の瞬間、その腹部からぼたぼたと大量の血が流れだした。足元に視線を向ける暴食の王。


「ナ、ナゼ……キミガココニ……」


 そこには紫の血に濡れた刀を握る、ヒヅキの姿。巨大蜘蛛の視線がわたしに向く。もちろんわたしの隣には、佇むヒヅキの姿。


「ドウイウコトダ……!? ナゼヒヅキガフタリイル……!?」


 簡単な話だ。わたしの隣にいるのはヒヅキが作った蜘蛛糸人形。本物のヒヅキは、さっきわたしが投げた巨大キノコの陰に隠れて、バエルに近づいたのである。


 この作戦を思いついたきっかけは、先程バエルの足をヒヅキが弾いた時。あの時、わたしとヒヅキの手は一瞬離れた。本来ならヒヅキはバエルの毒で再び昏倒するはず。


 しかしヒヅキが倒れることはなかった。


 ───理由は蜘蛛糸である。


 あの時、わたしたちはヒヅキの作った蜘蛛糸の足場に乗っていた。つまり直接触れなくても、蜘蛛糸を介して繋がっていれば、ヒヅキは傲慢の王(ルシフェル)の恩恵を得られるということ。


 バエルは、わたしとヒヅキが常に一緒にいると思い込んでいた。だからこのトリックを使えば、バエルの不意付けると考えたのである。


 そして作戦は成功した。


 しかしまだである。


「バエルは動揺してる! この隙を突いて一気に畳みかけるよ!」

「…ん」


 ヒヅキの十指から蜘蛛糸が噴き上がる。その蜘蛛糸は、無数のヒヅキ人形へと変貌。バエルを撹乱する。


 忙しなく動く、巨大蜘蛛の8つの目。しかし糸に繋がれ、動き回るヒヅキ人形の数は100以上。目で追い切れるはずがない。さらに極光や蜘蛛糸で打ち落とす端から、新しい人形が生成されていく始末。


 目に見えて苛立つ巨大蜘蛛。


 しかし蜘蛛糸人形ばかりに気を取られているわけにもいかない。本物のヒヅキがバエルの不意をついて肉薄。さきほど弾いた際にヒビの入った足に刀を振り下ろし、足を破壊した。よろめくバエルの巨体。


「ヒーヅーキー……!」


 怒りに震える暴食の王。デタラメに極光や蜘蛛糸、毒液を放ち、鎌足を振り回すが、そんな物に当たるヒヅキじゃない。蝶のように舞い、蜂のように刺す。むしろそんな変幻自在なヒヅキの動きに、バエルは翻弄さる一方。


 そんなバエルとヒヅキの戦いを見つめながら、わたしは巨大蜘蛛の下へと移動する。


 さて……と。次はわたしの番。


 バエルの意識はヒヅキに向いている。わたしは眼中にない。だからわたしは気配遮断のスキルを発動し、悠々とバエルの懐に潜り込んだ。


 浮遊するわたしの目の前には、切り裂かれたバエルの腹。傷口からは毒々しい紫の血が、あとからあとから溢れる。恐らくこれも毒の類。触れれば、ただでは済まないだろう。


 周囲からは轟音が絶え間なく響いている。ヒヅキが戦っているんだ。いや、ヒヅキだけじゃない。ビャクヤが、ブルーが、ライトが、モモが……みんなが戦っている。


 わたしは大きく深呼吸をする。


 わたしがこの戦いを終わらせる……いいや、わたしたちが……!


 わたしは両手に赤キノコを召喚した。腕を振りかざす。


 さあ、バエル……決着を付けようじゃないか……!


 わたしは一思いに、バエルの傷口に両手を突き刺した。バエルの低い呻き声。


「イツノ……マニ……! イッタイ、ナニヲシテ……」

「簡単に言えば血管を通して、爆薬をあなたの身体全体に拡散している」


 キノコの胞子に魔法を付与する実験。モモの新兵器開発のために試行錯誤を繰り返した結果、それは成功していた。それを実戦投入。わたしはいま、爆発魔法を付与した胞子をバエルの体内に放出しているのだ。


 あと20秒もあれば、胞子は全身に広がる。あとは巨大蜘蛛を体内から爆破して終わりだ。


 そんな詳しいことはバエルには分からない。だが本能で身の危険を察したのだろう。


 バエルの蜘蛛糸が、わたしを捕らえる。バエルの身体に張り付けにされてしまうわたし。


「バクハシテミロ! ソンナコトヲスレバ、キミモミチズレダ!」

「くっ……」


 バエルの最後の足掻き。わたしは必死に身体を捩るが、糸はビクともしない。


 どうする……? このままじゃ……


「…カエデ……!」

「サセナイヨ!」


 助けに来ようとするヒヅキの前に、蜘蛛糸の壁が形成される。そのままバエルの身体全体を包み込むように変形する蜘蛛糸。最後には、それは真っ白な繭のような形状へと変貌する。


 わたしを閉じ込め、ヒヅキから隔絶する蜘蛛糸の檻。


「…カエデ! カエデ!」


 外からは必死にわたしを呼ぶヒヅキの声が聞こえる。だが、恐らく間に合わない。


 毒液に塗れたわたしの腕が、「ジュッ!」という音と共に(ただ)れる。鋭い痛みが全身に走った。


 バエルのKPがわたしのKPを超えた……!


 もう迷っている時間はない。わたしは覚悟を決めた。ヒヅキと繋がった蜘蛛糸を断ち切る。プツリと途切れる、少女の悲鳴。


 それを確認したあと、わたしはバエルに語りかける。


「ねえ、あんた。仮にもあの子の父親だって言うなら、その繭……絶対に解くんじゃないわよ」

「ヤ、ヤメロ……! ヤメテクレ……!」


 止まるわけがない。わたしは魔法を発動させる。


 これで……おしまい……


 わたしは静かに目を瞑り、小さく微笑む。一筋の涙が頬を伝っていった。


 ごめんね……ヒヅキ。そして……ありがとう……


 わたしの視界が、真っ白な光に包まれていく。ふわりと身体が浮くような感覚。そこでわたしの意識は、プッツリと途切れた。

ちょっと小話


読者の方の中には、バエルよりKPの低いカエデが、どうやってバエルの毒を無効化したのか? と疑問に思った方もいたでしょう。その答えがこれです。バエルの巣にくる以前、カエデはKPを増やしてバエルのKPを超えていたのでした。

これがバエルの毒無効化し、ヒヅキを起こしたタネです。

あ、それと、次回最終回です。

以上、ちょっと小話でした。

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