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LXXVIII メタトロン

で、結局どこに行けばいいんだっけ?

『メタトロンの書斎室があるのがギリシャだからそこに行くといいよ』

転移魔法使うか…

久しぶりに見る青い魔法陣、今一度構造を見てると超絶細かいことがわかる

これ、人間が扱うの難しそう…脳みそのキャパシティが私たちより少ないからこれ一回で倒れるんじゃない?

『考えてないで早く行く!』

願い事叶えて欲しくて必死じゃん…


ギリシャ:メタトロン書斎室前


これ、何度やっても慣れないんだよなぁ…急に景色が変わる感じとか


「おや、いつの間にいらっしゃったのですか?」

「え、あぁ、初めまして、私はリミー・アルミーン…です」

「あぁ、あのリミー様でしたか、(わたくし)は熾天使及び大天使が一柱(ひとり)、メタトロンと申します」


あのってなんだ?絶対不名誉な気がする…


「不躾ですがなぜここに…?」

「あぁ、少し欲しい本があって…」

「なるほど、でしたら人払いをしておきましょうか?」

「え、いいんですか?

「敬語は不要です、では私は扉の前で待っていますね」


ありがたいね、いい天使だ

『何考えてるかわかんないんだから信用しないほうがいいのに…』

気は張っておくね


メタトロン書斎室内


なんの本があるんだろ…

『トート・ザラキエルでの惨状はもう起こさせないからね』

うわぁ、急に本浮いてきたが…なにこれ?

『風魔法の応用だね、リミーもできるよ』

どうやってするんだ…?

『重力と反対方向に風魔法を使えば大抵のものは浮かせられるよ』

へぇ、そんなことが…

『そんなことはどうでもいいから、早く!』

はいはい


数時間後…


ふぅ…ほとんど見たかな?

『そうだね、いいの見つかった?』

うーん、トート・ザラキエルにあったやつの方が色々書いてありそうなんだよなぁ…

でもまぁ書いてあるやつは借りてくか


「メタトロン、終わったよ」

「良かったです、いつ返していただいても構わないので」

「ごめんね、お邪魔しちゃって」

「大丈夫ですよ、またいつでもいらしてください」


メタトロンちゃん優しい…天界ピリピリしてるからありがてぇ…

『まぁでもリヴィアーとつるんでることバレてるだろうからなぁ…』

バレてるとどうなるのさ

『メタトロンとガブリエル、その他天使とベリーは悪魔嫌いで有名だよ』

なるほど…刺されんようはよ帰ろ

『じゃあ休んだらお願い叶えてよね!』

はいはい、少し休ませてね

メタトロンちゃんはキャラデザ友達と考えたので愛着あります

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