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LXV 創破姉妹

 え?えぇ!?リーが亜珠奈!?

 生まれ変わっても姉妹とかどんな運命だよ…

 てかまって、亜珠奈って死んだの!?

『落ち着いて落ち着いて、まず亜珠奈が死んだのは事実、リミー…ってか鬼子が死んだあとあと追って自殺したの』

 さらっと言わんで…あと追ったの?馬鹿じゃないの?天寿は全うしてないの?

『してないね、で、リーが妹なのは多分私と私の妹のせいだね』

 何したんだよお前

『落ち着けシスコン』

 違う

『多分私の妹がリーに憑いて、私たちの魂が惹かれあった…みたいな』

 ざっくりしてるなぁ…

『姉妹や家族の魂は似た魂だから惹かれやすいんだよ、で、多分リーはリミーが鬼子なの気づいてるよ』

 まじか…じゃ事実確認の時間だな


 _______________


 リーの部屋は…ここか


「リー?入ってもいい?」

「お姉様だね、大丈夫だよ」

「急に入っちゃってごめんね」

「大丈夫だって!」


 リーは相変わらず元気そう…でもなぁ… 亜珠奈なんだよなぁ…


「何かあったの?」

「事実確認がしたくて…」

「事実確認?ボクなんかやらかしたっけ?」

「いや、鬼子お姉ちゃんは亜珠奈がそんなことやらないのは知ってるから、大丈夫」

「そう?…ん?お姉様なんて言った?」

「だから、鬼子お姉ちゃんは亜珠奈がそんなことしないって知ってるって…」


 どうだ?これもし外してたらどうしよ…


「お姉様、思い出したの!?」

「あ、いやちょっと!ちょっとだけね!?」


 急にのしかからないでくれ、腰と足がやばい、私ももうそんな歳か…


「まぁまず一個目の事実確認は完了したから、降りて?」

「あ、ごめんねお姉様」


 聞き分けが良くてよし


「で、二つ目って?」

「リーは独自技能、どうやって獲得した?」


 私の独自技能はリエルがいたから手に入ったはず…

 ならリーも同じはず!


「シズァがいたからそれで…って!あ!」


 ビンゴっぽいね


「大丈夫、私にもリエルがいるから」

「リエル…あ、シズァが言ってたお姉ちゃんって!」


『シズァね、シヴァが元かな、にしても私のことをお姉ちゃんなんて…嬉しい』

 ちょっとキモイ


「なんだぁ、お姉様相手には隠さなくても良かったのね」


『でも話せないのは残念かも…』


「いつかシズァとリエルが話せるよう努力しなきゃね」

「わかったよお姉様!」


 亜珠奈ってばこう見ると何にも変わってないんだね、よかった

シズァちゃん、言いにくいけど覚えてあげてください

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