XLVIII 革命者一行
うぅ…流石に一人だとやれることに限りがあるなぁ…
パーティーとか組んだほうがいいのかな?
ゲームとかだと…勇者、魔法使い、僧侶、前衛だよね、あ、他に回復術者もいるか
でも一旦は魔法使いか前衛が欲しいな…
掲示板にでも張り出しておくか
「すみません、対魔組合がどこにあるか知ってます?」
「あぁ、こっちですよ」
「助かる、道に迷ってしまって」
紫髪の高身長な女性、モデルさんみたい…道に迷ったのかな?
「ここら辺入り組んでますよね。あなたは何をしに?」
「私は冒険者とパーティーを組みたくて」
「お、奇遇ですね、私も魔法使いか前衛が欲しかったんですよね」
「なら私とパーティーを組まない?」
いい…のかな?でも相手が言ってくれてるなら…いいよね?
「ええ、もちろん!私はユウリ・カグラ。冒険者だ」
「私はアレン、魔法使い」
魔法使い!助かる!私は魔力とかわかんないからアレンが強いかはわからないけど…
人員が増えるのは安心感がダンチだね!
「じゃ、対魔組合で手続きだね、長いぞ?」
「いやだぁ…まぁしょうがないか」
駄弁りながら対魔組合へ行ってる最中、アレンのことを教えてもらった
魔王リミー・アルミーンに会いに冒険者になったらしい
私とは違って倒すかは決めてないらしいけど、私との冒険してくれるみたい
私の身の上話も嫌がらず、静かに聞いてくれた
対魔組合内部
普通にちょっと迷ったけど…まぁいいか
「すみません、パーティーを組みたいんですけど…」
「かしこまりました、ではこちらへ」
なんて案内された先には5㎝くらいの厚さの書類
これ全部目を通さなきゃなのか…気が遠くなるわ
数時間後…
結局夜まで書類書かされた…
いや問題を起こさないためにも大事なんだけどね?
「はぁ疲れた!なんか食べ行こ」
「酒場でもいい?」
「私ってお酒飲んでいいの?」
「何歳?」
「15!」
「じゃあ大丈夫だよ、ライアント諸国は13歳で成人だし」
「へぇ、でもお酒は飲みたくないな…」
「じゃあ飲まなくていいよ、さ、行こ」
アレンに誘われて行った酒場は酒の匂いで気持ち悪くなったので撤退、
結局普通の食事処でご飯食べた、鵜豚って美味しいんだ…
後は宿借りて、明日は魔物退治とかかな?
はぁ、冒険者って忙しい
* アレン が なかま に くわわった !
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