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XXXVII おあいこ

R06/01/24・編集

 ふぅ、逃げれた逃げれた

 リヴィは大丈夫かな…

 まぁどうにかなるでしょ


「おいこらクソ弟子」

「リヴィじゃん、生きてたんだ、良かったね」


  ってか戻ってくるの早いな…


「何してくれてんだ」

「だって師匠なら弟子を守るのが役目でしょ?」

「それには同意だがアギシャンなら殴ってでもどうとでもなっただろ」

「だって可哀想じゃん?」

「俺は!?」

「リヴィ強いし大丈夫でしょ」


 正直こいつはアギシャンと対等にやれるくらい丈夫そうだし平気っしょ


「もう終わったことだからいいけどよ」

「アギシャンはどうしたの?」

「あぁ…埋めた」

「埋めた!?」

「うるさかったからつい…」

「やっぱリヴィなら大丈夫だったじゃん」

「んじゃ俺は帰るな」

「ちょっとくらい見て回らないの?」

「街中歩いてたら襲われる国だぞ…」

「…私も帰ろ」


 無法地帯もいいとこだな…

 まぁ長であるアギシャンがあんなんだからこんな国なんやな

 こんなって言い方は良くないか、

 ってか早く帰ろ、ここの国の民の大半飛べるし怖い


 _______________


 神導王朝アルミーン・カントリー


 良かった、帰って来れた


「あら、お嬢様、お早いですね、泊まる予定では?」

「身の危険を感じたから帰ってきた」

「何があったんです?」

「その質問は野暮だよ」

「も、申し訳ありません」


 やっぱ安心できるのは家しかないよ…

 ごめんよ夜月、でも主人として威厳があるんだよ、私にも


「あぁそうだ、リヴィアー様が先においででしたよ」


 げ、絶対文句言ってくるじゃん

 まぁ私が悪いしな…謝ろ


「…帰ってきたのか」

「あ、はい…」

「何か言うことは?」

「…ごめんなさい」

「…まぁいいけどな」

「でも私の了承なしで館に入ったのは許さないけどね」

「それはごめん」

「最初に悪いのは私だからいいよ」


 まぁ本当の元凶はアギシャンなんだけどまぁいいでしょ

 実際不法侵入だし

 あとでアギシャンにも謝らせないと


「あら、仲直りしたの?」

「うわ、帰れ」

「ひっどーい♡」

「引くわぁ…」

「あそこまでいった仲でしょう♡?」

「リミー…?」

「なんもしてないんだけど!?」

「やだぁ♡照れてるの?」

「白夜、つまみ出して」

「かしこまりました」


 なんなんだあいつ…きめぇ…

 白夜は…大丈夫でしょ、うん


「で、リミー、どう言うことだ?」

「なんもないです」

「小さいことでもいいから言え」

「あー…ドア開けようとして壁ドンした…とか?」

「どう言う状況だよ」

「外から鍵かかってた」

「それ以外は?」

「なんもしてないです」


 なんか親気取ってるなこいつ…

 師匠と親は違くないか…?

 別に嫌な気はしないけど


「まぁいい、信じてやる」

「ごめんね?」

「飯奢ってくれ」

「ええよ」


 飯くらいなら、まぁ…

 はぁ…疲れた

リミーとリヴィアーは仲良しですね

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