XXXVI 色は思案の外
注:今回の内容には(多分)直接的ではないですが下ネタが含まれています
親の前で朗読してください。
ではどうぞ
R06/04/14・編集
アイリス諸国
うお、結構整備されてる頑張ったんやなあ…
にしてもアイリス諸国って中国感があるなぁ…前来た時も思ったけど
本で読んだけど確かアイリス諸国って言いやすいからそうなだけで本当は虹膜だったんだよね
昔はアイリス諸国なんて呼ばれなかったんだもんなぁ
まぁ言いにくいからアイリス諸国って国民も呼んでるみたいだけど
「そうだ、せっかくだし旅館に案内するわね」
「ん、わかった」
アイリス諸国:旅館紫
「ここが国の中でも有名な旅館、紫よ」
「紫じゃダメなの?」
「言いづらかったらそれで構わないわ」
「ではご案内いたしますね」
高身長の宦官みたいな淫魔の青年が案内をしてくれるらしい
そういえば宦官ってイチモツがないんだっけ
その代わり女っぽい顔なんだよね
天はイチモツを捥いで二物を与えたんやな、可哀想に
にしてもでかい旅館だ、うちの館の4分の1くらいはあるんじゃないかな
そういやうちの館ってサイズコロコロ変わるから当てになんないんだった
「ここがお部屋になります」
めっちゃ広い部屋にデカめのベット、机には装飾が細かくされている
にしても1人にしては広くないか…?
「あ、そうだ」
「どうかした?」
「リミーはベット壁沿いがいい?」
「は?なんのこと?」
「いや、私はどっちでもいいんだけどさ」
もしかしてこいつ…
同じ部屋に泊まろうとしてる?
まて、それは非常にまずい、女だからいいとかじゃない、アギシャンは女とか関係ないし…
早急に追い出さなければ
「いやいやいや私は1人を想定してたんだけど?」
「そんな寂しい事言わないで、ね?」
「早く出てってください!!!」
「ちょっと壁ドンなんて…積極的♡」
「なんでここの扉外から鍵かかってんだよ!建物としてあまりにも欠陥が多すぎるだろ!!」
「リミーってば♡」
「うっさいから!調子乗るな!」
「冷たいこと言わないで、ね?」
「こいつ無駄に握力強いんだよ…!」
なんでこんな筋肉無駄にあんだよプランクと同じくらいあんじゃねぇの?
「リヴィアーには悪いかもしれないわね…」
「なんでリヴィが関係してるんだよ!離せ!」
「だって報告しないでここまで行くなんて…♡」
「リヴィは私のお母さんか!あとお前との関係は永遠に友達だよ!!」
「何それ私は都合のいい女ってこと!?」
「本命もいねぇよ!!後しねぇよ!!」
なんだこのドロドロした展開は…
「いいじゃない私は大歓迎よ〜!!」
「俺がいやだっつってんだろ!」
「きゃっ♡男勝り♡」
「黙れ!」
いい加減どうやってこいつ引き剥がすか考えないと…
「目一杯ご奉仕するわよ?♡」
「嬉しくないし溜まってもない!!」
「何で発散してるの…?」
「吸血鬼は生殖本能を持たないんだよ!!お前と違って!!」
「そんなの関係ないわよ♡愛に生殖本能は必要ないわ♡」
「必要だよ!」
「わ、力強い♡唆るわ♡」
「わかったから!わかったから腕握るな痛い!千切る勢いだろこれ!」
「やっと受け入れてくれたのね♡」
「発情期の猿かよ…」
で、どうしようか、アギシャンはヤる気満々だし…
…リヴィでも生贄に捧げるか
「私はもう準備できてるわよ♡」
「ちょっとまって、この役目リヴィじゃ駄目?」
さぁここで駄目と言われたら縛り上げるしか方法がなくなるけど…
「…リミーが、言うなら...」
「じゃあリヴィに代わりにヤってもらうってことで!じゃ!」
「あ…行っちゃった」
いよっし!ごめんリヴィ!
軽く見て回ってすぐ帰ろ…
宦官の件は思いついた時天才だと思いました
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