XXXV 招待
R06/01/24・編集
やっとこさヴァレリアが帰った
休日の素晴らしさ、人間の頃よりわかるようになってきた
寝てしまいたい…のに
「どうしたの夜桜」
「お手紙です」
「誰から?」
「アイリス諸国…アギシャン・クラレット様からです」
「アギシャンからか、なんて?」
「読み上げますね」
「ありがと」
アギシャンからか…国こととかコリアン王国のこともあるだろうにわざわざ送ってくれるなんてね
意外と人情深いのかな?
「「拝啓、リミー・アルミーン様へ、
現在こちらはコリアン王国との問題が解決へ進んでいます。魔坑本部のこともあったばかりなのに急に送ってしまい申し訳ありません。」」
(結構普通だな…)
「「手紙の内容は担当直入に言うと復興し、新しくなったアイリス諸国への招待のお話です。」」
「招待?」
「「我が国の民皆がリミー・アルミーン様に感謝を伝えたく思っています。よければいらっしゃってください」」
とまぁこん感じのが事細かに書かれていたみたい
アイリス諸国か、行ってもいいけど、疲れるんだよなぁ…
「「我々一同、精一杯おもてなしします。」」
「なるほどねぇ」
「どうなさいますか?予定なら空いていますが」
「そうだね、一週間後にでも行こうかな、連絡お願いできる?」
「黒呀に伝えておきますね」
うん、優秀
せめて多少はかしこまった格好で行くかな
一週間後…
うし、行くかな
にしても三つ編みに変えると結構印象変わるな…
コートもいつものじゃなくしたけど…いい感じ
早く行かなきゃ失礼だよね
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アイリス諸国
うおっと、やっぱ魔素消費量が多いな…
前よりかは多少消費量も減ったけどでも疲れる…
「あ、リミー、良かった、きてくれたのね」
「アギシャン、久しぶり、国の調子はどう?」
「いい感じよ、コリアン王国とは賠償問題でちょっと色々あるけど…」
「殴ったら言うこと聞くよ」
「いや、勝算ならあるわ」
「何それ」
「搾り取るのよ、骨抜きにしてやるわ」
アギシャンの搾り取るは金のことかそれ以外かわっかんないんだよ…
この人鳥怖すぎるんだけど
「それじゃあ早速案内するわ、今日一日は泊まって行ってね」
「あ、はい」
言われるがままに案内されてしまった私…だがよく考えればわかることだったのだ、人鳥や淫魔などが住まう国のおもてなしがどんなものか…
どんなおもてなしがまってるんでしょうねぇ()
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