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XXXIV 家族

R07/07/14・編集

 んー…リーとかアレンとか、考えること多いなぁ

 昨日から気配感知ずっと使ってるけどそれっぽい人見つかんないし…

 魔素使いすぎたからちょっと休憩…したいんだけどな、


「夜月、今きてるの誰かわかる?」

「…あまりいい方じゃありませんね」

「ふーん…敵意がないなら通してもらって構わないよ」

「かしこまりました」


 うちが強いからって門番雇わないのはアレだな…

 まぁ今のメンツで十分だからいいけど…


「きゃああ!!!ほんとに起きてたのね!!私が誰かわかる!???」

「いや…ちょっと」

「私ヴァレリア・ジェード!!あなたのお義姉様よ!!」

「ちょ、圧が強い圧が!!」

「会えて嬉しいのよ!!」

「落ち着けってば!!!」


 こんな感じで叫びまくってベタベタしてくるやつはヴァレリア・ジェードというらしく、私の義理の姉らしい

 記憶を失う前の私の館の管理をよく手伝ってくれてたそう

 魔素量が異次元に多いが魔王ではないみたい

 血の繋がりは母のみで腹違い…じゃなくて種違い?らしい

 個人的にはうざったいので近寄らないでほしい


「で、何用だよ、自立してるんなら帰って欲しいんだけど」

「だってリミーが起きたって言うから…」

「OK私は元気だからさっさと帰ってくれ」

「妹が1人で頑張ってるんだから、もうちょっといてもいいじゃない」

「日を改めてから来てくれ...」

「あぁそうだ、お義兄様やクレアたちは来た?」

「話聞けよ...来てないと思うけど」

「じゃあまた今度連れてくるね!」

「いやいいです…」


 お義兄様とかクレア?とかきたらうるさくなりそう…

 でも仮にも家族だしあっとくべきなのかなぁ…

 騒がしいの嫌いなんだよなぁ…ここは人間の時と変わんねえな

 はぁ、会いたくない…なんでこんな会いたくないんだろう…?本能?

 一応私思春期真っ只中の女子高生だし…

 遺伝子近いと毛嫌いするのって転生後も引き継ぐのか...

 はぁ...さっさと帰んねぇかな

 ________________


 …お母様

 額縁に入った美しいお母様

 今すぐにでも会いたいわ...

 ねぇお母様、リミーは起きたわ

 もう大丈夫だから、帰ってきて頂戴...お母様


「大好きよ、お母様」

ヴァレリアちゃんは裏表が激しいですね

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