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XXVI 創魔少女と魔坑本部

R06/01/22・編集

 なんだ…?なんか嫌な予感が…

 …誰か、来てるな

 どこの国からだ…?

 私面倒ごとに巻き込まれすぎじゃない?

 はぁ、めんどくさい


「お嬢様、厄介なお客です」

「誰かわかる?」

「魔坑本部でしょうね、敵です」

「…まぁ、いいんじゃない?人間でしょ、どうせ」

「そうですね、お招きします」


 フラグ回収が早いなぁもう

 割とマジで困る

 ワンチャンリヴィにも迷惑かかるし…

 めんどくせぇ


「急に押しかけてしまってすみません、私魔坑本部の…」

「興味ないです、なんの用ですか?」

「…そうですか、今回の用件は先日の不死鳥の件についてです」

「ふーん、で、何?」

「貴方様に倒していただいた栄光を別の者に移したいのですが…」

「いいよ、興味ないし」

「そうですか、わかりました」

「じゃ、帰った帰った」

「えぇ、さようなら」


 急に押しかけといて図々しいなあいつ、殺すぞ

 まぁいいや、どうせ優里あたりにでも責任がいくんだろうし

 ライアント諸国の崖焼け野原にしたのも優里のせいになるんだろうな

 かわいそうだな

 まぁ反省も後悔もしてないけど

 もう朝だし寝よ寝よ


 ________________


 魔坑本部内部


 なんだあの小娘、調子に乗りやがって

 私がわざわざ足を運んだと言うのに…

 こちらが下手に出ていれば…


「決めたぞ、我が軍はアルミーン・カントリーを滅ぼす」

「良いのですか?怒りを買いますし、相手は魔王ですよ?」

「良い、では準備だ。準備が出来次第あの国を滅ぼすぞ…」

「わ、わかりました」


 私に喧嘩を売ったこと、後悔させてやる…


 ________________


 魔坑本部:廊下


 俺は軍事指揮を任されている者だ。

 いずれは上にいくという野望を持っている

 にしても上層部はバカばかりだ、魔王に喧嘩を売ろうだなんて

 どうかしている

 あの魔王は怒ると危ないと言い伝えられているくらいなんだ

 普段は温厚というが信じられないとか言ってる上層部は馬鹿だ

 あの魔王相手に生きて帰って来れているのがおかしいのだ

 俺のじいちゃんはあの魔王相手に半身を無くして帰ってきた

 それほどまでにあの魔王は危険なのだ

 やはり上層部は馬鹿だ

 そんなことを思いながら、俺は戦争の準備を伝えに行く

 きっと後悔するぞ…

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