XXIV 黄金吸血鬼< VIII >
R06/01/21・編集
やっと帰ってきた
疲れた…
さて、プランクのとこの民を帰すか
まぁ転移魔法を使うだけなんだけど
魔素がなくなるからめんどくせぇ
「あ、やっと帰ってきたのね!」
「プランク?どうしたの?」
「民なら先に帰したわよ」
「早いっすね」
「今日はお礼をしにきたのよ」
「お礼?」
「そう、俺のとこの民を匿ってくれて助かった。お陰で死傷者が誰1人として出なかった。ありがとう」
俺って言ったこともびっくりだけど、頭を深々と下げられるのが1番びっくりした
「え、あ、う、うん。大丈夫だよ」
「何かお礼をするわ。何がいいかしら」
「うーん…そうだなぁ」
「なんでもいいわよ、」
「じゃあ…国交結ぶとか?」
「あら、いいの?そんなので」
「国交結んで何かいいことがあるか知らんけど、まぁ」
「なら不可侵条約にしましょう?」
「あ、はい、わかりました」
「じゃあそう言うことで、またね」
「じゃあね」
そう言い残してプランクは転移魔法で帰っていった
なんだったんだあいつ…
「さて、じゃあ技能の確認でもしてくるか」
「いってらっしゃいませ」
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洞窟内部
「リエル、頼んだ」
『はいはいしょうがないなぁ』
まぁいいや、さっさと確認しないとな
『まず新しく手に入れたのは…精神感応が一つ目』
「これどうやって手に入れたの?」
『黒呀が手に入れた時習得したんだよ』
「え、なんで?」
『主従関係のせいじゃない?』
「あぁそういう…」
『あと統合だね』
「何それ」
『魔法とか生き物とか、技能の統合ができるってやつだね』
「んじゃ不死鳥のやつは?」
『そんなないけど…あ、炎魔法が強化されて炎神に進化したよ』
「何それかっこよ」
『つよつよだよ』
「使ってみてぇ!」
『被害が底しれないからだめ』
「他には何かないの?」
『そろそろ習得報告が来ると思うんだけど』
「習得報告って何?」
リエルによるとたまに出てくるなんたらを習得しましたって言うやつらしい
そんなふうに呼ばれてるってだけで実名がそうかは知らんらしい
神でも知らんことってあるんやね
〈リミー・アルミーンと黄金不死鳥の統合が完了しました。〉
お、キタキタ
〈習得した内容、金不死鳥への擬態が可能になりました。又、炎系魔法を全て使用可能になりました。〉
はぇー、すごそう
まぁいっか
『気になるし擬態してみない?』
「えぇ…やだよ怖いし」
『大丈夫だって』
「緊急時以外しません」
『っちぇ』
「とりあえず色々わかったから、ありがとう」
『わかったよもう』
子供なんかなあいつ
まぁいいや、久しぶりの休暇楽しも
ここら辺で一段落着くでしょう、多分
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