XXVI 黄金不死鳥< V >
タイトルが金不死鳥から黄金不死鳥に進化しました
R06/01/21・編集
神導王朝アルミーン・カントリー
うっ…暑い…
何これ…もしかして…
成体へ進化した…?
となると人間じゃ対処できない…
来てないプランクやカメリアのことも心配…
行かなきゃ、苦しむ姿なんて、もう二度と見たくない
「白夜、ここを頼むよ、夜桜は白夜のサポート、夜月は何かあったら呼ぶね」
「かしこまりました、ご武運を」
「うん、行ってくる」
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ライアント諸国上空
暑い、熱い、苦しい
何が起きたの?今の炎は何?
成体への進化?負けた?もしかして
息ができない、どうして?
落ちてる、地面がどこだかわからない
「誰か…助けて…」
絞り出した声、喉が焼かれて話すことも苦しい。考えることすら放棄して、私の意識は無くなった
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ライアント諸国上空
思ってた以上にデケェな…
と、それより、神楽優里は…
あの落ちてるやつか、
「白呀、落ちてる子を拾って安全なところに避難させて」
「わかりました!」
優里は白呀に任せるとして…
「初めまして、金不死鳥、話せるかな?」
『今は、黄金不死鳥だ、魔王の少女よ』
「知られてるなんて光栄だね、さ、帰った帰った、死にたくないなら封印されな」
『なぜ、その必要がある?』
「仲間の国が近くにあるんだ、それだけじゃ駄目かい?」
『仲間想いなのだな、余が知っているリミーではないようだ』
「昔のことには興味ないんだよね、さ、どうする?」
『無論、戦うに決まっている、大人しく封印される気は無いのだ』
正直、諦めて欲しかった、
相手の力量がわからないのもあるけど、まだ自分の力量が分かってないのもある
勝つ打算なんてない、ぶっつけ本番
なんで毎度私はこうなのかな、
ていうかいつの間に進化してたんだ…
さっき急に暑くなった瞬間かな?
取り敢えず…
『はいはい、手伝ってあげるよ』
(ありがと、リエル)
『…ん?あれ、なんかちょっと弱ってない?』
(あ、そうなの?)
『多分ユウリ=カグラの攻撃…会心ノ一撃が効いてるんだよ』
(なるほど、でも勝てる確率は低いよね)
『何言ってるの、私がいるんだ、リミーは負けないよ』
(そうだね、わかったよ、相棒)
『細かいことはこっちに任せな、相棒』
魔王少女と創造神、不死鳥、その戦い…
上手く書けるか不安ですが頑張ります
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