XXII 金不死鳥< I >
R06/01/21・編集
対魔組合内部
「はぁ、なるほど、確かに最近の気候は不自然ですが、そのことはあまり気になさらなくても」
「いやいや!何かあったらどうするんですか!」
「原因ならわかっていますから、おかえりください」
「じゃあその原因を教えてくださいよ!!」
「いや、まだ確定ではないので…」
「いいじゃないですか!」
「はぁ…あのですね?ただの冒険者には教えられないんですよ、おかえりください」
「わかりましたよ…もう」
いいじゃない別に、教えてくれても
にしてもやっぱり魔王が原因なのかな
クソ…リミー・アルミーンめ…気候変動させやがって!(とばっちり)
って、ん?なんか暗くないか…?
影ができてるっていうか…
うっ…暑い…さっきより格段に暑くなってる?
どういう…あっつ!?
死ぬ死ぬ死ぬ!!
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なんか暑いな…
不死鳥…金不死鳥のせいか?
動き始めたか…
「黒呀、少し様子みてきてくれる?」
「かしこまりました。探してまいります」
「うん、疲れたり暑かったら戻っておいで」
「お心遣い感謝します」
…もうちょっと砕けてもいいと思うけどな
さて、報告を待ってる間にカメリアの領土内にいる魔王の様子でも見てこようかな
確かナスタチウム州がプランクの領土だよね
大丈夫だといいんだけど
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バーミリオン宮殿内部
「バーミリオン様!大変です!金不死鳥が!!」
「知ってる、リミーから文通で知らされてた」
「ではどうするおつもりで…!」
「民は避難させて、リミーが受け入れてくれるらしいから、」
「バーミリオン様は!」
「俺は金不死鳥と戦うさ、もちろん喧嘩吹っかけられない限りは何もしないけどよ」
「そんな…死んでしまうかも…!」
「俺はここの主としてここに骨を埋めるさ」
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ジェノサイド・メシア・共和国
プランクのやつ、国のことどうするんだろうな
俺は国のことはどうでもいいが…
リミーがキレるからな、多少は気にかけておくか
リミーのやつはプランクのことも気にかけてるんだろうな
さて、俺は金不死鳥の対策についてでも考えるか
いいのが思いついたらリミーに情報提供でもするかな
カットが多い話でしたね
リミーとリヴィアーとプランクは大丈夫でしょうがユウリはどうでしょうね
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