XVIII 対魔組合<前>
R06/01/21・編集
魔物を滅ぼすのに手っ取り早いのはやはりギルド、この世界にもギルドのようなものがあるらしい
名は「対魔組合」
近くの対魔組合がある国はライアント諸国で、昔師匠も属していたらしい
魔物を退治するなんて素晴らしい組合なのだろう
今いるのはライアント諸国とマチタン州の間らしい、あと数日で着くはず
遠いけど魔物への憎しみを糧にして歩くことにした
ライアント諸国
やっとついたライアント諸国、オランダのような風景で目が奪われてしまう
あぁ、美しい。魔物が居過ぎてる世界でもこんなに美しい世界があるのかと思ってしまった
「すみません、対魔組合がどこにあるか知ってますか?」
「対魔組合?あぁ、冒険者か、ここをまっすぐ行って突き当たりを右に行くんだ、そしたら着くぜ」
「ありがとうございます!それじゃ!」
「お、おう」
大急ぎで走る、1秒でも早く私は魔物を討伐したい、そんな思いを胸に走った
「すみません!対魔組合に入りたいんですけど!」
「え、あ、冒険者の方ですね、じゃあまず試験を行いますが、大丈夫ですか?」
「はい!大丈夫です!今すぐにでもさせてください!」
「は、はい、わかりました、準備いたしますので、そこでお待ちください」
なるほど試験、あるよな、当たり前か。
どんな試験なんだろう、実技試験だといいな、座学試験はちょっと自信ないし
魔物の種類とか叩き込まれたけどまだしっかり覚えてない…
大まかなことは知ってるけど流石にあんまりわかんない、魔物をぶっ飛ばすのは得意だけど考えるのは苦手…
「準備が整いました、試験内容は試験会場にてお聞きください」
「は、はい!」
家族がインフルになりました(11/20)
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