IX 異常な客人
R06/01/18・編集
「いらっしゃいませ、ロージエイト・カメリア様」
「おぉ!なんだこれは?美味しそうだな!」
うんうん、夜桜も仲良くできてそうでよきよき
にしても毎度思うけどカメリアは何歳なんだ…?
それにしても美味しそうに飲むなぁ…甘いの好きなのかな?
「そうだカメリア、気配すごいから少し落ち着かせれない?」
さっき分身体創ってトイフェルの様子見に行ったらクッソ怯えてたし
「ん?あぁ、なるほど!わかったのだ!しょうがないなぁ」
ちょっとずつだけど気配が薄くなっていく
おそらく気配感知が引っかからないギリギリまで気配を消そうとしているんだと思う
「ちょちょ、カメリア?そこまで気配消さなくてもいいから!」
流石にそんな消すとちょっと怖い
『魔物は気配消すのに魔素とか魔力とか使いすぎると身体構成に必要な分がなくなって死んじゃうからその判断は正しいよ』
よかった…ってか竜もそうなのか
「ん?そうなのか?わかったのだ」
全く、0か100しかないのか?
「っていうか、竜も魔力とか無くすと死んだりするの?」
悪魔とかなら受肉しないと死ぬってのは知ってるけど(リエル情報)
竜にも受肉っていう概念があるのか…?
「んー…弱い竜なら死ぬんじゃないか?私は強いからそう簡単には死なないのだ!」
なるほど、竜にも位があるのかな?
『上級竜、下級竜とかいるよ』
はえー…ならカメリアはなんだ…?
「ん?どうしたんだ?私の顔ジロジロ見て…何かついてるのか?」
「いや、カメリアって竜の中だとどんくらいの位にいるのかなって」
上級竜なのかなーって思ったけど…そうなのかな?
「私は竜の中でも特殊だからな!竜魔神なのだ!」
そんなのもいるのか…すごいな
「そういえばリミーよ、お前のことでコリアン王国らへんが騒いでるらしいぞ?」
夜桜が言ってたのと同じやつか、めんど
「あぁ、聞いたよ、なんでそんなどうでもいいことで騒いでるんだろね」
本当、人間って細かいこと気にするよな
いや私も元人間だけど
「割と当たり前のことだぞ?魔王の1人が起きたんだから人間としては騒ぐんじゃないか?」
まぁ確かに…人間からは大量殺人鬼が釈放されたみたいな感覚なんだろうな
「確かになぁ…でも騒がれるのは苦手かな」
「なぁなぁリミー?」
「ん、どうしたの?」
「リヴィアーに何回聞いてもリミーの力がどうなったのかを教えてくれなくてな?」
「はい、 なんですか」
「だから、手合わせしないか?」
知ってたよこんちくしょう
『まぁまぁ楽しそうだし、やってみたら?』
「…わかったよ、やるよ」
「よしきた!じゃあ先に庭で待っているぞ!」
魔王ってみんなあんな感じなのか…?
疲れてるけど、やらなきゃだよな
次回は戦闘ですね、書くの苦手です。情景書くの苦手です、上手い人は尊敬します
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