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思春期のユリウス・カエサル  作者: くにひろお
アシアのカエサル
13/142

エフェソス、初デート

情報武官の仕事をしっかりとやり、名を成すことを考えていたカエサル。

ところが、イレイアにつかまり泣かれてしまう。

結局、イレイアにお付き合いすることになった。

痩身の若者は、宿の一階の広間で葡萄酒を少しだけ口にしながら、物思いにふけっていた。

今は付き人であるダインもジジもいない。2人にも付いてこないように注意していた。

金髪の美少女とエフェソスの街の中でデートをするため、彼女の準備を外で待っている。


頭の中で、昨日からのどたばたした状況を整理する。

状況を見に行った仲間が一人も帰って来ないときは、スッラの追手か?などと考えて緊張したが、実際はイレイアに捕まっていた。

どうしていいかわからない感じのダインやジジの捕まっていた時の表情は面白かったな。

思い出してほくそ笑む。


そして・・・。

ローマを発ってから初めてのデートだ。


それも、エフェソスというアシア属州を代表する大都市を歩き回りながら「亡国の姫とのデート」。本当はローマにいる仲間や幼馴染のキロにも自慢して回ってもいいんじゃないか、と思った。

せっかくだから楽しまないとな。

ひとときを大切にして楽しむ。

挨拶周りとかしなければいけないこともあるが、優先順位は後だ。

大胆不敵に、今を楽しむ。

これこそカエサル流だ。


そう考えると、良く知らないエフェソスという街で、イレイアと何を、どう楽しもうか、それを思案することに集中することにした。



準備を整えたイレイアは美しかった。


ローマの女性が好む大きなスカートではない。エフェソスでも見ない縁が丸みを帯びた幅広の茶色いズボンに、細いウエストをさらに絞る布をまとわせて、レモン色のシャツを綺麗にまとめている。

その斬新な服の上に綺麗な顔と整えられた金髪が煌めいてみえた。

カエサルの心は衝撃を受けた。

可愛いかっこいい。


やばい。抱きしめたい。

耐えろ。

素敵な女性は今までにもたくさんみてきただろ。耐えるんだ。

耐えてどうするんだ、イレイアに自分の衝撃をつたえるんだ。


2つの反する想いが交錯した。


「カエサル、あっ」

イレイアが、一言言い切る前にカエサルは金髪の美少女を抱き寄せて、

「なんて素敵なんだ!」と言った。

イレイアもさすがにこの速攻には驚き、顔を真っ赤にする。

「止めてよ。カエサル、こんな宿のなかで・・・。」

イレイアはそれを言うのが精いっぱいで、カエサルの素直な動きに対してのうれしさと気恥ずかしさでいっぱいになる。そして、この斬新な服装への不安が取り除かれてほっとした。


酒場にいた者たちから冷やかされながらも、カエサルはどうどうとその冷やかしを受け止めて2人は街に出た。

イレイアは冷やかした者たちを一瞥して、可愛らしくも、舌を出して挑発するとカエサルの腕を取るようにして外に向かう。

薄暗い酒場から外に出ると、初夏の陽光が笑顔の2人を待ち受けていた。


2人は眼をあわすと走るように軽やかにエフェソスの街に駆け出した。

足取りが軽い。互いを見て笑顔になる。


エフェソスの街中、その中でも賑やかで人目をひくのは、市場だった。市場はしっかりと場所を限定されており、十字路を中心にした角に大きな常設店があり、その周りに軒を連ねる年季の入った建屋がある。店もたくさんあるが道幅も広いため人は多いが見て回りやすいつくりになっている。ローマの市街地は一部に整えられていたが露店が出ている通りはごちゃごちゃとしていて、年々増える人口に街が対応できておらず戻ることも難しい混雑で流されることも多かったため、エフェソスの商店の並びはカエサルには新鮮だった。

十字路の角の店の一つは布織物を多数扱った高級そうな店だったが、多くの人が出入りしており、カエサルのわからない言葉で話が進んでいる。ローマの公用語であるギリシャ語、ラテン語ではない言語は他でも使われているようで、壁に描かれた看板の文字もカエサルは読むことができなかった。だが、その字はギリシャ語やラテン語と違うが美しい造形美を持っているようにも見えた。

「カエサル?何を見ているの?」

イレイアが一緒に歩いていた瘦身の若者が、看板を眺めてじーっとしているのに気が付いて声をかける。自分もエフェソスの商店の商品たちに気を取られていたのだが、カエサルは商品ではないものに目がいっているようだった。

「すまない。文字は読めないが、文字の形がラテン語と違う美しさがある、と思ったんだ。」

「ああ、あれはアルメニアのほうの言葉ね。」

「読めるのかい?」

「いいえ、どんな文字かというくらいしかわからないわよ。」

「そうか、アルメニアはアシア属州の横の国だったかな。」

「そうね。アルメニアをはさんでシリア、パルティアがあってそのあたりの国々との交流もさかんみたいね。」

「詳しいね。」

「カエサルがいない間に、近辺の店主にジグルドと聞いたのよ。」

カエサルがいない間、を強調してきたイレイアにカエサルは笑顔で彼女を優しく抱きしめて

「その分今日はずっと一緒にいよう。」と言った。

真っ赤になったイレイアは顔を隠してカエサルの腕に抱き着く。

「突然抱き着くのは卑怯よ。カエサルが女ったらしであることも私は知っているんだから。」

そう強気でいる少女は、顔を真っ赤に赤らめて隠して小さくなっている。

カエサルは、そうだね、とやさしく言って力を込めて抱き寄せた。



整った街中を2人でてをつないで歩いてみると、街の作り、店、販売している商品のすべてが素敵に見えた。サロナエよりも遥かに大きく、大規模にできている石づくりの複雑な街を、積極的なおてんば娘は自分の街のように詳しくなってカエサルに説明をしてくれる。

「この石は、ローマと違って石自身の素材を生かしているの。運搬に大変な技術が必要になるんだけどね。」

自慢げに言う金髪の少女を見て笑う。

カエサルがローマ軍の関係者と会っている間に少女は変化を見せていたようだった。そして、時折見せる自慢げな感じは、イレイアを幼いけれども愛らしく感じさせた。

実際に街を知るために頑張ったのはジグルドなんだろうけれども、と知らない間に苦労させられていた仲間を労ってやろうとも思った。


カエサルを引っ張るように歩くイレイアに最初に連れていかれたのは、軒を雑多な人がいきかい、にぎやかな呼び声が響き渡る商店街だったが、ローマとは趣が異なる複数の果物を含めたジュースや味付けの濃い味わったことのない香辛料で辛いスープであったりを味見しながらいただいてみたりした。

量は少なめにしてもらい、2人でいろんな種類の味を楽しむ。


それから2人は街中を散策しながら、最初はエフェソスの街並みを褒めたり、イレイアの今日の服装が少しパルティア風なやわらかで涼しげな麻を透かしたような服について話をしたりと、新しいものについての話を楽しんでいた。

「サロナエでは見ない構造の街だわ。今までのギリシャの街とも違う感じね。」

そうイレリアが言うと

「ローマやイタリア半島の私が知っている街とも違う。」

「この大理石を綺麗に切り出して、美しく重ねているのはエフェソスだからなのかしら?」

「さらにアシアの先に行くと豊かな国々があるというからね、エフェソスだけなのかはわからない。」

そう言いながら切り出した大理石を綺麗に並べた道を歩いたり、時折ある休憩所のような場所に座ってみたりしながら、2人は街自体を楽しむ。


歩き回って疲れた2人は、エフェソスの街が見下ろせる高台にいき、神殿が近い大理石の椅子が飾られた広場に向かった。

広場にはカフェも置かれていて、せっかくなので中に入り簡単な菓子とジュースを頼む。

「もう今日はたくさん食べて飲んだのに、まだ美味しいと感じるわ。」

そうジュースと菓子を口にしたイレイアが言った。

「美味しいものが山のようにあるね、エフェソスは。」

そう言って2人は美味しいジュースと菓子を堪能する。

通り過ぎる人たちの民族によって違うのであろう様々な衣装を見て、2人は話をすする。

どれも面白い工夫がされていたり個性的だった。

それらを見ながら、「イレイアの服が一番素敵だ。大人の女性とは違う、今のイレイアの可愛らしい魅力を引き出している。」と囁く。

絶賛にイレイアは顔を再び真っ赤にする。褒められる限界がきたらしく、話題をそらした。

そのあとはイレイアの希望で、カエサルがジグルドたちの元ボスをどのように痛快な方法で一瞬で倒したか、を話したり、カエサルの武術の師匠の話を楽しむ。

イレイアは、今までそんなに過去の話をしたがらなかった自分がどんな教えを受けてきたのかをカエサルに伝えて、今思うと、頭が固くなっていたと思う、と笑いながら話をするようになっていた。

その後も、イレイアはジグルドからどうやってカエサルの仲間になったのかを聞いていたらしく、カエサルたちの出会いを楽しく笑い話にしてカフェでの時間を楽しんだ。


エフェソスの街を通り抜ける風は心地よかった。

太陽から直接降り注ぐ日差しは強い。若い2人は、その光を割けて大きな木陰や石でできた建物の下に入ったりする追いかけっこを楽しんだりしながら、ジュースを交互に口にして笑いあう。


それからイレイアは、カエサルがずっと言っていた図書館に行こうと誘ってきた。

図書館は、サロナエとは違い、非常に大きな何かの神様を祭っている神殿のような造りをしていた。

あまりいちゃいちゃしたカップルがいるような感じの場所ではないが、そんなこと気にする必要ない、というカエサルの意見に押されてイレイアもそんなものか、と思い2人はいちゃいちゃしながら、図書館の中に入っていった。


そこには、図書館を管理する受付がいたので、カエサルが自分の役職を名乗る。

「ローマ軍ミヌチウス総督直轄の情報武官、ユリウス・カエサルだ。」

その役職名が効いたのか、そのまま素直に通してもらえた。

イレイアがカエサルの手に自分の手をかけているのを少し見ている感じもしたが、2人とも気に

せず図書館の中に入っていく。

受付では、内部の明かり用に光のランタンを受取り、2人は少し薄暗い少しひんやりとした図書館の中に入っていった。


図書館を管理する司書が、

「どのようなご用件でしょうか?」

というのでカエサルは、

「私はローマ軍で働いているガイウス・ユリウス・カエサル。ミヌチウス総督の情報武官だ。今日は、書物を少し読ませていただきたいと思ってきた。」

まだ仕事はしていないけどね、と自分で思いながらもカエサルは図書館を楽しむため、ミヌチウスの名前を再び出した。相手はその名前を聞いて素直にうなずいて続きを無言で促した。

「この図書館にはどのようなものがあるかな。できれば、アルキメデスの研究書とか、アリストテレスの関係する書ってあるのかな?」

と聞くと

「アルキメデスの研究書は写本がありますが、内容は非常に難解になっております。それは数学者の方々が読まれるものですが、内容はギリシャ語で記載されております。アリストテレスの哲学の著書の写本はいくつかあったはずです。」

「なるほど、では、その写本をお借りしたい。物の力について理解を深めてみたいんだ。ちなみに、私はまだまだ若輩者だが、人々の血の蓄積は重要で、そういったものを大切にしたいと思っている。そんな私にお勧めの書類があれば教えてもらえるか?」

事務員は、

「うーん、なるほど。書物を本当に好きでいらっしゃる、と言う方にお勧めなものは・・・アレクサンドロス大王の偉業、など昔のマケドニアの従者が記載したメモの写本も面白く読んでいただけるかもしれませんね。あとはバビロンの伝説を記述した日記やモヘンジョの都の旅行記、あとは・・・」さらに続く司書の説明を遮ってカエサルは、「アレクサンドロス大王に関する書物だね。私も何かの写本か簡易本で読んだことある史上の英雄! ぜひ読ませてもたいらい。」と叫んだ。

事務員も笑顔になり、

「それでは準備させていただきます。」と言った。

イレイアはカエサルがこちらで1日を終えてしまうことを心配したが、そこはカエサルも自制心が働いた感じで、書物の目録を自分で確認し、実際の中身を目通しして、また今度こよう、とだけ言った。

「読まなくて良いの?」

「写本は逃げないからね。ある場所がわかっていればそのうち時間をかけて読みに来るよ。今日はイレイアと一緒に楽しむ日に決めているからね。」

また来た。

随所でむず痒いうれしいことを言ってくるカエサルを警戒していたイレイアはまた顔が赤くなるのを感じたが、今度は何も言えなくなることはなかった。

「そんなに私に気を使わなくてもいいのよ。」

そんなことを言いたいわけではなかった。やっと言い返せた言葉は冷たい感じになってしまったのをイレイアは後悔する。

「気にしないで。私が決めたことだ。」そういうカエサルの返しにまた少女は耳の先まで赤くなるのを感じた。


そのあと幾つかの書を流すように見て感動してしまっていたカエサルは、ここで働きたいなあ、と言ったのを聞いて平静を取り戻したイレイアは笑ってしまった。


だいぶ時間を使って図書館を出た後、さまざまな街を歩き楽しみながら、夕方が近づく頃にイレイアは、明日の朝まで一緒にいてほしい、という願いを受け入れた。


夜、宿に戻り2人は同じ時を過ごしながら、イレイアはカエサルに抱きついて言った。


「私はカエサルが好き。」

「政略結婚でもう奥さんがいても子供がいてもあなたが好き。」

その言葉をカエサルは無言で受け入れる。

「名門貴族の当主ではないの。」

「未来にローマで偉くなる人ではないの。」

イレイアはそこまで区切りなが言って、言葉を重ねる。

「私は夢を見ているカエサルが好き。仲間に優しい寛容なカエサルが好き。だから、カエサルに今まで通り自由に生きて欲しい。何となく旅の途中から、やらなければいけないことを考えて固くなった感じがしたから伝えておこうと思ったの。」

カエサルはイレイアを抱きしめながら言った。

「私もイレイアが好きだ。仲間も気に入っている。だからこそ私が頑張らなければいけないんだ。」

イレイアはそんな思い詰めたカエサルを見ながら、

「頭が硬くなると新しい発想が生まれなくなるわよ。」

とからかうように言った。

カエサルはイレイアを組み倒しながら、そうだね、と言った。


2人は再び絡み合っていった。

そして夜が静かに2人を包んでいくと思ったが、タイミングを見るのがまだ若いイレイアは、何かまだカエサルに言いたいことを持っていた。

カエサルはもう、今日は全てを忘れてイレイアに抱き着いていたかったのに、だ。


「どうしたの?」と我慢していうカエサル。

「じつはね、大切な情報があるのを忘れていたわ。カエサルと同じ情報武官の1人にパルティアからの内偵がいるわ。」

「え?」

カエサルの愛と欲望はそこですぐに現実に立ち戻ってしまった。

カエサル自身の気持ちとは裏腹に。


「どういうことだい?」

「ふふ、ベテランで超石頭と、状況を読んでみんなからも慕われているそこそこベテランの2人がいるんだけど、人当たりのよいベテランさんが夜に出歩いていて、何かの密偵らしい人とあっているのを見たの。」

「ジグルドからの情報かな?」

「いいえ、私よ。カエサル。私が少しなまった武術の練習をしようとしていたところで人が来たので、少し奥に隠れていたら、使い古された小屋で情報武官のパウルという男がきたの。なんで名前まで分かるかっていうと、追跡を少ししたけど、全然危険じゃなかったから、大丈夫よ。」

身を危険にさらした言い訳をしているイレイアがかわいかった。それでも大切なことを話しているので、あまり余計なことで話を逸らすのはやめる。

「途中からすごくいいわけがましいのが気になるね。でもそれはすごいお手柄だね。重要な情報をありがとう、イレイア。他にもまだあるのか?」

「そうね、彼はミヌチウス総督と内部の連携をばらばらにすることを任務にしていたみたい。だから情報伝達の軸になる武官になったのね。」

「なるほどね。ちなみに、パウルという名前は聞いたことがあるくらいだが、コチラで調べた情報と重なると怪しさが倍増していくよ。パウルを捕まえつつ、組織の流れを良くした方が良いと思ったよ。」

「そうね、カエサル。捕まえて情報を聞き出すのは良いと思うわ。」

「ああ、もっと簡単に盗賊をやっつけたりするほうが面白いかと思っていたけど、なかなか情報を管理する情報武官も面白いと思い始めたよ。イレイアの情報を含めると問題も解消できるかもしれない。情報武官を頑張ってみるかな。」

と、やんちゃないたずら小僧的な顔になったカエサルだった。

それでもイレイアに釘は指しておきたかったカエサルは、美少女にキスをしながら、

「でも、今後追跡とかはどうしても、と言う時以外はやらないで。イレイアの身に危険をあまり寄らせたないんだ。」

真っすぐに言われてイレイアは顔を真っ赤にして、うん、とうなずいた。

カエサルはイレイアにちゃんと伝わったと思って頭をなでる。

それから頭を切り替えて情報武官になってからの行動のイメージをいろいろ考えていた。


イレイアは全てを話した後、カエサルに愛してもらおうとおもっていたのだが、重要な情報だったため、カエサルはイレイアの横にいながら、ミヌチウス総督の幕僚としてやるべきこと、ローマの人間として当然すべきことを考えていた。


少し不満を言い立てながらも考え事をしているカエサルの横顔を見ながら、イレイアはカエサルに抱き着いて眠りについた。



翌朝早く、イレイアと別れたカエサルは軍の自分の部屋に戻り、仲間を起こす。

昨日はお楽しみだったね、なんてからかってくれるキロはいない。

多くの仲間の夢や生活が自分の行動にかかっているんだ。

だからと言って自分らしさはすてずにやっていこう、と改めて思ったカエサルは朝からやる気も全開で脳みそも今日は絶好調だと思った。


ジグルドとイレイア以外の全員もカエサルと一緒に戻ってきていたが、全員がカエサルの指揮のもとさまざまな場所の情報収集に伺う。そしてカエサルは昨日行けなかった同じ情報武官2名に会いに行った。


武術も戦略も先手必勝。

先に重要な情報を得て、先に手をうった者が勝つ。

予想外の攻撃には誰も対抗できない。

馬が突然暴れるなんて思わず、対応できなかったビックロとジャリス。

そして今度は自分の情報がばれていると思っていないパウルにも二度と戻れない一撃を与えよう。

そう思った。

そのためにパウルではなく、ミヌチウスでもなくただひたすらローマのために働いて頑張って苦労しているもう一人のベテラン情報武官に布石を打つのだ。


イレイアとのデートはカエサルにとっても気持ちのよいものだった。

さらに、予想外だったイレイアからの情報。

手持ちの情報を整理したカエサルは、身内の中にいる敵をあぷりだす方法を考えた。

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