第九話地獄の始まりその壱
連日投稿です。(眠い・・・)
第九話地獄の始まりその壱
はははは・・・
ふう、気がおかしくなるところだった。
ノワールさんがいないんじゃ代わりのスキルの説明が聞けないな。
ピロン
?なんだ
《ノワール一時バックアップが作成されました》
へ?ってことはスキルについて分かるってこと?よし、スキル情報を開示。
固有能力猿人
権能
雑食
思考加速
全道具適正
真似
知恵
雑食・・・全てを喰らい力に変換することができる
思考加速・・・思考を一万倍に加速できる
全道具適正・・・全ての道具に関しての情報を世界から引き出し使いこなすことが可能
真似・・・真似した相手の能力を一時的に使用可能となる(真似しすぎると真似した相手が消え能力が使用不能になる)
知恵・・・森羅万象の知識と活用方法が分かる
ふぁ!?ダウングレードしてこれかよちょっとぶっ飛んだ能力だろ!?
いや、他の人が持ってるか知らんけど窮極能力(低位レベル)ぐらいの力ありそうじゃねえか。
これなら、無双は続けられs
《世界が存在階級最高位者によってアップグレードされました。全ての存在に対して改変が行われます》
突如として新たなる世界の声が響き渡る。
しかし、それだけではなかった。
《存在階級最高位者によってS31415926535に派遣された人物がいます。超級存在なので世界に被害が及ぶため隔離空間に移動されます》
え?ちょ、まっ。
目覚めたのは神(仮)のところに行った時のように白い世界だった。
なんだ?戻ってきたのか?
「おい、お前」
ん?誰だ?
「あの、どちら様でしょうか」
振り返ってみて驚いた。
四人の男女、しかし一人一人からあのファイアドラゴンロード並みの覇気が感じられるのだ。
いったいこの人達は一体・・・
「ん?ああ名乗っていなかったな俺は宮本武蔵」
「私はシグルズ」
「ヘラクレスだ」
「マーリン」
へ?宮本武蔵?シグルズ?ヘラクレス?マーリン?伝説級の人たちじゃねえか。
てか、ガチの伝説だけど。
ってそんなことはどうでもいい
「ん?えらい落ち着いてるな」
「いや、内心めちゃめちゃ驚いています、神話や歴史上の死んだはずの偉人にあって焦りまくりですよ」
「ははははは、面白いことを言う。というかここにいるのは実際存在した人間だぞ?」
「へ?シグルズやヘラクレスなんか神話の人物じゃないですか」
「いや、シグルズ、ヘラクレスは前人類今から1億年前恐竜とかいうやつらの時代の人類で自警隊特殊部隊第二、第三部隊隊長だぞ?」
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」
前人類?そんなのいたの?てか、自警隊特殊部隊?軍隊じゃないってことは今ぐらいの文明レベルだった可能性濃厚じゃん。いや二人とも細身の美人だけどやばそうな隊服みたいなの着てるし間違いない。
いや、それよりも・・・
「あの、皆さんは何の目的でここに?というかここはどこですか?」
「ああ、それはな・・・」
ちょっと長かったけど要約するとここは特殊な空間でここにいる間一切向こうの世界では時間が経たなくて、ここで皆さんに修行してもらうそう。
「へー、ってええええええええええええええええええええええええええええええええ!?皆さんに稽古つけられるんですか?死にません?俺?」
「大丈夫だ、問題ない」
「いや、問題大ありなきしかしません!!!」
「まあまあ、落ち着けここで俺れに修行付けられれば基本死ななくなるから」
「もともと、ほぼ不死身です!!」
「ああそうだった」
「まあ、強くなれるというなら・・・」
このように軽い気持ちで言ってしまったのだ。
ここから恐ろしい地獄が待っているとも知らずに・・・
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