第二話チートで無双を開始する・・・かと思いきや
連日投稿は疲れます・・・・
第二話チートで無双を開始する・・・かと思いきや
よっしゃあああああああああああああああああ。
異世界転生の夢が叶ったアアアアアアアアアアアアア
・・・
変に騒ぐのは心の中だけにしておこう。
転生したとは言えほとんど転移と変わらないみたいだな、なぜなら肉体もあまり変化していないみたいだし。
ただ、ちょっと前世よりも力も身体能力も上がっているみたいだしそこは転移と違うのかな?
何はともあれ折角異世界転生の夢が叶って第二の人生が歩めるんだ。
さて、俺が転生した場所は森の中のようだ赤ん坊に転生して母親の乳をのむなんて拷問でしかないし、屈辱だからこの点についてはあの神様?に感謝だな。
さてさて、大抵こうゆうときはテンプレ展開としてちっさな商人とか一国の姫とかが襲われて助ける、みたな展開のはず・・・
「う、うわあああああだろうあ助けてくれえええええええええええ」
ん?これはテンプレ来ちゃああアアアアアアアアアアアアア
おっと変な言葉をしゃべってしまった。
この展開を逃すわけにはいかない!!
早速助けるとしよう。
そうして俺は声のした方に駆け出した。
やはり身体能力は上がっているらしく前世より速く走ることができた。
「ひぃいいいいいいいいいいいいいい」
「だ、大丈夫か」
「あ、あんたは?」
「ただの通りすがりだ」
ひぃいいいいいい言っちゃったよ俺、小説の主人公のセリフ。
さあ、異世界転生で手に入れたチートはどんなんだろう。
さて、そこにいたのは体長3mはありそうな筋骨隆々のオーガだった。
「おい、お前は下がってろ!」
なんか別のやつがそんなことを言った。
「いや、ここに居合わせたのも何かの縁だ俺も手伝う」
「だが君は何も武器も持っていないだろう?」
護衛隊長らしき人がそんなことを言ってきた。
確かにその通りだが、俺は前世では徒手格闘術を中心に学んでいたし実家が古流武術を研究していたのでそれなりに素手でも問題ないのだ。
「大丈夫だ」
そう答えてオーガ?に向き直した。
まあ、神様も俺に自前チートがあるって言ってたしなんとかなるだろ。
「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」
うーん物語の主人公は一人で簡単に倒していたしあんまり満足できていないんだが、まあ、負けて無様をさらすよりはよかっただろう。
・・・
そこからは、非常に早く時が経って行った。
あの後助けた商人から感謝を述べられある程度の言葉をもらいそれなりにいいスタートを切ったと思ったのだが、やはりあの魔物はオーガで間違いないらしくAランクだったらしい。
しかし、あの護衛隊長?はAランクで俺がいなくても何とかなりそうだったよう。
ただ、なかなかの実力だと認めてくれてテンプレな冒険者ギルドに登録した。
先ほどの護衛隊長?が推薦してくれてS・A・B・C・D・E・Fの内Cから始められた。
ただ、なかなか認めてもらえず、その日ある程度の暮らしを送ることができるだけの金しか稼げず考えていた無双はできなかった。
「なんだよ、俺やっぱチートなんてもってねえじゃんあのうそつき神ぃいいいいいい」
しかし、事実は小説より奇なり、その言葉通りある日を境に人生は逆転し思い描いていた無双よりも2周りほど上の無双をするようなってしまうのだった。
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