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ゴブリンはお好きですか?

24層目 晴れ


を失ったケイネスは、それでも変わらずチームの先頭を歩いていた。


「やっと見つけましたね……」


「階段の場所が分からないだけで、こんなに大変なんですね……」


「そうですよ、サギリさん。ダンジョン探索って本来こういう地道な作業なんです」


狼の魔物との戦闘からおよそ一日。

一同はようやく次の階層へと続く階段を発見した。


「さっき休憩もしたし、このまま降りましょうか」


ケイネスの声に全員がうなずき、ゆっくりと階段を下りていく。


数日後


28層目 晴れ


「ララ、後ろを頼む!」


「ええ、もちろん!」


「僕も行きます!」


ケイネスは靴に仕込んだナイフを閃かせ、回し蹴りの軌道で正面の魔物を切り裂く。

その背後ではララが短剣を走らせ、さらに狭霧が刀で残りを一閃した。


「ケイネスさん、動きがすごいですね。足技だけであれだけの切れ味とは……」


「いつ、どんな状況にも対応できるようにしておかないと生き残れませんからね。

 私もララも、日々想定訓練を欠かさないんですよ」


「うわ……僕も帰ったら特訓しないとヤバいかも……」


「そんなことないですよ!サギリさん、あの魔物戦のとき本当にすごかったです!

 見とれてましたもん!」


「はは……あのときは無我夢中で、気づいたら終わってたんですよね……」


「それが経験になっていくんです。よし、この辺で少し休憩しましょうか」


狭霧は収納スキルから携帯食料を取り出し、みんなに配っていく。


「……やっぱり、同じ味ばかりだと精神的にきついですね。

 オルドロスさんは飽きません?」


「ん?もう“飽きる”って感覚は無くなったな。呼吸みたいなもんだ。

 味はともかく、栄養が取れて軽くて長持ちする。それだけで十分だ」


「なるほど……。でもこの量、すごくないですか?そんなに必要です?」


「あったりめぇだ!ダンジョンで一番大事なのは食料だ。

 どんなに強くても、腹が減りゃ力も出ねぇ。餓死したら終わりだろ?」


「確かに……でも魔物を調理して食べるとかは?」


「はぁ?お前どんな地獄で育ってきたんだよ……」


「あっ、い、いやその……!」


「ゴブリンとか虫系の魔物食いたいか?いやだろ。

 せめて鳥系ならまだしも、調理器具もねぇんだ。危なくて食えねぇよ」


「たしかに、ゴブリンは……ちょっと。次はもう少し食事にも気をつけないと」


「おっ、もう次の探索のこと考えてんのか!

 お前さんならそのうち“前人未到のダンジョン制覇”とかやりかねねぇな!ガハハハ!」


「いやぁ、まあ……そのうち一個くらいは制覇してみたいですね」


笑い合う二人を見て、ララもフェインも自然と笑顔になる。

静かな時間が流れ、いつの間にか休憩は終わっていた。


「よし!行くぞ!」

ケイネスの一声で、一同は再び暗い通路の奥へと歩き出す。


数日後 30層目


長い探索の末、一行はついに下層へと続く階段を見つけた。

少し前に物語の一部に追記及び矛盾があったため変更しております。


追記点

ep23「あのべへモス凄かったみたいです」にて悪魔との戦闘後の狭霧、ローズ、ガレスの会話にて悪魔の容姿に触れる内容があったにも変わらず戦闘前にそれに触れる文章が無かったため追記しております。

下記記載、追記文章ep14「名前つけちゃった///」より

【そこには黒い鎖のようなもので拘束されている男性と全身闇の衣で覆われ大きな角が2本あり背中には羽が2枚ある人のような魔物がいた。】


矛盾点

ep12「何やら視えていないようです」に初めてダンジョンという単語がでたにも関わらずその後のep34「冒険者復帰します」にて再度狭霧が【ダンジョン】が初めてだと反応してしまいました。

そのためep12から出てきた【ダンジョン】を【洞窟】に変更し矛盾を解決しました。



悪魔や黒峰君がいた場所があの洞窟の最深部になり少し大きめの空洞になっております。

洞窟へと変更した経緯ですがダンジョンにしてはあまりにも小さく当初から設定にあった条件に満たしていないため洞窟に変更しております...


以上二点修正追記しております。

色々と後から変更してしまい申し訳ございません。


以降矛盾や追記が無いように細心の注意を払うよういたします。

誤字脱字の修正はあるかもしれません...


次回もよろしくお願いします。

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