勇者の力を引継ぎし者
狭霧が新たなスキルを獲得していた頃――
深い森をあてもなく歩き続けること数時間。
「やっと乾いてきたな……しかし、我はあの一撃で本当に死んだのか?奴らの実力、怪我の状態では到底……」
考え込んでいると、目の前にボアボアが現れた。
「BTOMOMOMOOOO!!」
目の前の魔物は非常に興奮している様子で、前足を曲げ、頭を低く下げ、前傾姿勢で威嚇していた。
「ん?$$%GH&に似ているが、違う種類のモンスターか……どちらにせよ相手をしている暇はないな」
無視して歩き始めると、それに合わせるかのように魔物は突進してきた。
「雑魚が、我に勝てると?」
服が乾いた者は突進してくる魔物に片手を向けた。
「GT%#%&」
しかし、何も起きない。
「ん?GT%#%&……?」
しかし、何も起きない。
状況に戸惑っていると、ボアボアに華麗に轢かれた。
「なっ……ハァハァ、なんで……何故だ、なぜGT%#%&が使えないんだ……」
「BMOOOOOO!」
再びボアボアに轢かれる。
「……ハァハァ、本当に違う世界なのだな。こんな魔物に後れを取るーー」
「BMOMOOOOO!!」
「しつこいわ!」
ボアボアとの死闘を数分間繰り広げた末、傷だらけの者の前には横たわるボアボアがいた。
「なんでこんなに手こずるんや……この世界でのわた、我の力はどうなっている?わけがわかr...」
森の奥から、鈍く大きな足音が迫ってくる。
「次はなんだ」
木々の隙間から、大きな影がこちらに迫ってきた。
「「でかいな……こいつがボスか?」
目の前に現れたのは、先ほどのボアボアの三倍はありそうな大きな白銀のイノシシだった。
「悪いな。子分は我のこぶしの前に敗れた。お前も同じようになるだろう。」
「GMOOOOOOO!!」
二頭は激突した。
決着はすぐについた。
傷だらけの者は――死んでいた。
気づくと、真っ暗な空間に白いウィンドウが表示されていた。
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