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 黒い布を纏った杜月は


 「何か、御用でしょうか? 老霍さま」


 老霍にお辞儀をすると老霍に用向きを尋ねた。


 「話は聞いておっただろう。 劉儀の屋敷にいる

 少年(龍)のことを調べてきてくれ!」


 老霍は劉儀の屋敷にいる龍のことを調べてくるように

 杜月に命令した。


 「・・・わかりました・・・すぐに・・・」


 杜月は再び、老霍にお辞儀をするとまるで幽霊のように

 その姿をその場から消し去った。


 老霍らが怪しげな企みを企てている頃。


 「話は大体、わかりました・・・で、その少年(龍)を

 これからどうなさるおつもりで?・・・」


 董雅は劉儀に龍をどうするのかを聞いた。

 劉儀は困った顔を浮かべ、腕組みをしながら


 「う~ん・・・それなんだが・・・しばらくはうちで

 このまま、預かろうかと思うのだが・・・」


 というと


 「それは危ないと思います・・・誰がこのことを

 嗅ぎつけ、貴方さまの失脚を計ろう企てるか・・・」


 それを聞いて、董雅は慌てて、劉儀を諌めようとした。


 「・・・だが、このまま、あの者(龍)を野放しにして

 おくほうがかえって、危ないと思うのだが・・・」


 劉儀がそう答えると董雅も腕組みをし、黙り込んでしまった。


 「・・・だから、あの者(龍)の行き場所が決まるまでは

 しばらくはわしの養子としてここに預かろうかと

 思っているのだが・・・」


 劉儀が龍を自分の養子にすることを董雅に告げると


 「・・・わかりました・・・私も出来る限り、

 ご協力をいたしましょう・・・」


 董雅は渋々、劉儀の考えに理解をし、協力をすることを

 約束をし、劉儀の屋敷を後にした。


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