10
龍の話を聞いた郭衛は腕組みをしながら
「・・・話は大体、わかりました・・・
でも、貴方のことを信じて、あなたをここに
置くのは大変、危険でしょ!・・・
すみまんが貴方のことを拘束させていただきます!」
龍にそう言うと龍に持っていた剣を向け、
龍のことを拘束しようとしたその時、
「郭ちゃん。 どこにいるの?・・・」
どこからか若い女性の声が聞こえてきた。
そのすぐあとに龍と郭衛がいる部屋のドアが開き、
若い女性【劉儀の妻・桜花】が
部屋の中に入ってきた。
「いた! ここにいたんだ?・・・
あれ? お客さん?・・・」
部屋の中に入ってきた桜花は部屋の中にいる
龍を見ると少し間の抜けた声を郭衛にかけた。
いつもの間の抜けた桜花に郭衛は少し呆れながらも
「奥さま。なにか、御用ですか?・・・」
桜花に尋ねた。
部屋の中にいる龍に桜花は少し見惚れていたが
郭衛の声に我に返ると
「あっ!・・・そうそう。お客さん。」
郭衛にそう言った。
「そうですか・・・わかりました!
そなたのことは後回しだ!・・・」
郭衛は龍にそう言うと龍を部屋に残し、
来客の応対のために部屋を出て行った。
郭衛が部屋を出て行ったあと、桜花は
「何処から来たの?・・・」
萎縮して強張っている龍に気軽に話しかけてきた。
『え?・・・』
龍は気軽に自分に話しかけてきた桜花に
驚いたが
「じ、実は・・・」
桜花に郭衛に話したことと同じことを
桜花にも同じように話した。




