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プロローグ

またこの感情に陥ってしまった

ついさっきまでは好きで好きでたまらなかったあの人が時計の針が12を追い越した次の瞬間からはまるで魔法が溶けたかのようにあの人からの好意などがとても気持ち悪く感じるようになってしまった

いつもそうだ

今度こそは違う、本当の恋だと思っても

付き合って一週間後の0時を越えると

好きの魔法が溶けてしまう

もう恋なんかしたくない

そう心で思っていても

少女漫画を読みすぎた私の脳は勝手に恋愛を欲してしまう

私はシンデレラ病という病にかかっている

好きな人と両想いになって一週間後の0時には

その気持ちが冷めて好きな人から受け取るものすべてに嫌悪感を示すという奇病だ

この病はかかっている人が少なく知名度もそこまでなせいで私は学校では男と付き合ってはすぐに振る尻軽という不名誉な称号を手にしていた

中学から卒業して高校に入ってもこの称号は私の足枷となり私の人生をだめにしていってしまうのではと思っていた

高校に入り、あなたに出会うまでは

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