【76話】青◾️もう一つの世界
◾️◾️鷹視点◾️◾️
【氷歌】
「・・・・・・鷹様の予想通りですね」
空を見上げて氷歌がつぶやいた
【鷹】
「・・・ほんとウザい奴らだろ?・・・暑苦しいしな」
そんな氷歌に笑いながら言葉を返した
【鷹】
「・・・でも、現段階ではお前の方が魔力が上がってるみたいだね~さすが、俺の技能者!」
【氷歌】
「・・・当然です、鷹様の後ろに立つのに火族などに劣る訳にはいきませんから」
俺の言葉に胸を張るように返してきた
そんな氷歌の笑顔がとても心強く感じた
・・・が
【鷹】
「・・・・・・氷歌?」
【氷歌】
「はい?なんでしょう?」
【鷹】
「・・・・・・お前・・・ヒゲが生えてるぞ?」
【氷歌】
「・・・・・・・え?」
俺の言葉に震える手で口元へと手を動かしている
【鷹】
「・・・いや・・・そこじゃなくて・・・頬に」
俺の言葉に慌てたように両手で頬を覆った
【氷歌】
「っーーーーーーー!!!」
そして糸を引いたように細く息を吸い
【氷歌】
「みぎゃーーーーー!!!!!!!」
甲高い声で叫んだ
そして
【氷歌】
「みーにゃぁーぁぁあ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!」
腹の底から絞り出したような怒鳴り声を上げ
息つく間もなくルルーカの街へと飛び出して行った
【鷹】
「・・・・ほんと・・・面白い奴だね」
そんな氷歌の姿に笑いが出た
【鷹】
「・・・準備は万端だな・・・俺も・・・アイツも」
空に向かって言葉を告げた
【鷹】
「・・・後は・・・最後の世界を待つだけだ」
・・・俺たちの世界を動かしてくれる
・・・もう一つの世界を
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〜青き契約〜を最後まで読んでいただきありがとうございました。
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