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ホームレス善人
自分が苦しくなったら書きます
ある公園で
一人のホームレスが燃えていた。
それが私、田中善人46歳である。
熱い
とてつもなく体が
痛い…熱い!!…熱い!痛い…痛い…熱い!!………………
私は燃えている
体が燃えている
もうどうすることもできない
何故なんだ?
どうしてこんな…体が…
私の回りで悲鳴が聴こえる、笑い声も…笑い声?…
なんだ…そうじゃないか…私は彼らに…
コンビニのゴミを漁ってる所を、柄の悪そうな連中に絡まれて…
近くの公園まで引っ張られたんだ…そして私は…
激しい暴行に抵抗したらこのような結果に…
このままでは死ぬだろう
あぁ……私は死ぬ
そうか……死ぬんだな………
目を閉じ体の感覚がなくなっていくのを静かに感じとる
そして
私が自身の死を直感し最期に思ったのは
死に対する恐怖と苦しみではなく
この世から別れられることに対する喜びと安堵だけだった。
日本語むずかしい