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プロローグ

昔、数人の天女が湖で水浴びをする為に天から降りてきました


天女は羽衣が濡れない様にと、羽衣を木にかけて水浴びをしていました


すると、それを見かけた一人の男が天女達に気づかれない様に羽衣を盗みました


天女達が水浴びを終え、天に帰ろうと羽衣を纏、一人、また一人と天に帰っていきました


最後に残った天女は自分の羽衣が無いとわかると、その場に崩れ落ち泣き悲しみました


それをみた羽衣を盗んだ男は羽衣を返そうか悩みました


泣いている天女をみるとそれはそれはとても美しい女性でした


男は羽衣を返すのを辞めました


泣いている天女に近づき男はこう言いました、どうしたんですか? もし帰る所がないのであれば私の所にきませんか?と


天女は羽衣がなければ天にかえれません、天女は男の言葉に甘え男の所へいきました


男は天女に優しく接すると、天女はその優しい男の事を好きになりそのまま一緒に生活を送る事になりました


それから数年たったある日、家の掃除をしていると物置の奥に大きな箱を天女は見つけました


その箱を開けると、昔なくした天女の羽衣があるじゃありませんか


天女はその時気付いたのです、羽衣は男に盗まれたのだと


天女は男の事愛してしまっており、その事を咎めようとはしませんでした


天女はとても悩みました、天に帰るか、男と一緒に地上で暮らすか


天女は苦しみましたが天に帰る決断をし、男には黙って天に帰る事にしました


天女が天に帰る所を帰ってきた男が見つけ、天女を追いかけましたが天女は天に帰ってしまいました。






「うわ~、この男サイテー 羽衣を盗んだ挙句騙して一緒に住むなんて

こんな最低な昔話聞いた事ない、天女が可哀想すぎるよ」




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