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唯花とのケンカ~3通目の手紙の考察

これは、考察文です。手紙を読んでいない方はそちらを読んでからお越しください。

 3通目の手紙の考察 

 

 颯太のいうあの日とは、何があった日なのだろうか?


 あの日の夜、唯花のお母さんが颯太の家に来て、唯花がいなくなったと聞いた。その日は、唯花と喧嘩をした後、置いて行った。

 置いて行ったと言っているから、颯太は一人ではなかった。おそらく湊斗と一緒だったのか?


 また、お兄ちゃんとの会話で、「あ、僕は犯人じゃないよ? あの後颯太達と喧嘩したって聞いたよ。もう忘れた方が良いなんて言ってごめん。そんな事できないに決まってるのに。でもやっぱり、関わるのは危ないと思ったんだ」と言っている。


 この事から、あの日は、颯太達三人とお兄ちゃんで会っていて、その時お兄ちゃんは颯太達に「もう忘れた方が良い」みたいな事を言った。

 その後、颯太達三人とお兄ちゃんは別れた。

 颯太、湊斗 と唯花で喧嘩して、颯太達は唯花を置いて行った。

 そして、唯花はお兄ちゃんと会って喧嘩した事を話した。唯花はその後行方不明になった。という事になる。

 

 また、あの日とは1通目と2通目の手紙だとすると、喧嘩の内容は、2通目の手紙の

「お兄ちゃん、タイミング良すぎない?」

「確かに。でも、それで怪しむのは無理があるだろう」

 という事になる。


 颯太の叔母さんが「なんで唯花ちゃんを1人にしたの! こんな事になっているのに!」と言った事に違和感があった。

 

 こう言ったのならば、叔母さんは唯花の前にゆいもいなくなっている事を当たり前のように知っていた事になる。

 でも、ゆいが行方不明になった事は颯太達が言っているだけで、学校では引っ越した事になっていたはずだ。


 これを知っているという事は、叔母さんがゆいと唯花の行方不明事件に関係しているのかもしれない。

 でも、叔母さんは颯太達からその事を聞いただけともとらえられる。そうなると、あまり信憑性がない。


 また、そんな感じで、もしかすると颯太が叔母に説明した事も、近所の人には知られているのではないか。

 そうすると、その前に、颯太達が喧嘩した事。唯花がいなくなる前にお兄ちゃんと会っていた事。この事から、本当の犯人がお兄ちゃんを犯人に仕立て上げようとしている可能性もある。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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