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即位式

順調に即位式が行われ最後に王冠が運ばれてきた。

それは金で飾られた丸の紋様が二重にあり中央に鷹の絵が彫刻された王冠であった。それをニキが手に取りルイの頭にのせた。

この瞬間、ルイ皇子がルメリシカ王国の国王になった時であった。

だが、それだけで即位式が終わる訳ではなかった。


そもそも何故、俺が式にでる事になったんだろう。

それが、ここで分かった。

どうやらビクスとの戦いでの功労者に褒章を授かる為に俺は呼ばれたらしい。

バッカスやクール、ジル、エリアをはじめ様々な者の名前が呼ばれ褒章を授かっていた。

最後は俺である。

ルイ国王に対し皆がやってた通り一礼して膝まづく。

皆の視線が俺に集中した。そんな中ルイが言う。


「この者は我の友である。よって、この国における権限を我の許可なく使用する事を許す。その証拠に我の宝刀を授ける」


そのルイの言葉に皆が驚愕している。

つまりこのルメリシカ王国に対し何をしてもいいと言っている。


(それにしても友とは…さすがルイだな、わかってる!)


ルイに促されるまま近くにより俺はルイをみた。

その顔は優しい心を持つ反面、真の強い男の顔であった。

そのルイが短剣を俺に渡した。

それは金の装飾が施され束の部分に王家の紋章がしてあった。

丸の紋様が二重にあり中央に鷹の絵がかかれているビクスを倒した時に使った短剣であった。

この短剣こそルイの友の証であると同様、ルメリシカ王国の全ての権限を使える意味を成していた。

それを手にとり俺は、ルイに一礼したのだった。


そして即位式は終わった。

だが、まだやることがルイと俺達にあった。

即位式が終わったルイとバッカス、エリアなどの重鎮は俺と共に王城の展望室へときた。

そこからは王都ミリスの街が見下ろせる。

王城前の門の前では楽隊が演奏をしていた。

優雅な音楽は民衆の人々の耳に優しくふれる。

それはルイの心情を表しているかのようにも感じられた。

展望室にきた俺は窓に向け封印石に魔力を注ぎグリフォンを出現させた。

この日の為に俺は封印石にグリフォンのマルを封印する練習を、ルイはグリフォンに乗る練習をしてきた。

ルイにグリフォンのマルを使うのを俺は許可している。

このルメリシカの王国のシンボルは鷹であり、グリフォンも鷹みたいな顔つきをしているので民衆に聖獣として認められるだろう。

もちろんルイにグリフォンのマルの使用を許可したのには他に理由がある。

グリフォンを聖獣として親しませる事が理由である。

そうすればルメリシカ王国でグリフォンのマルを封印石に封印しなくてもマルが暮らせると思ったからだ。

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