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しばらく、お茶をしていると扉を叩く音がする。


「すいません。練習で遅くなりました」


エリアである。

今日はレザーアーマーを着ているが少し華やかな印象である。

別に待ってたわけではないが俺の世話をするのがエリアの役目であるから嫌とも言えない。どちらかというと嬉しい方である。


「あらっ、別に待ってはいませんわよ」


「ぶっ、ブェ…ゲホゲホ」


直球でミーシャがエリアに言った言葉で俺は口に含んでいたお茶を机に向かって吹き飛ばした。


「あらっ大変ですわ」


ミーシャが俺の前の机をふく。

それに対抗するようにエリアが俺の口元を布で拭いてくれた。


「あっ、ありがとエリア。今日は演武の練習だと聞いてたから後で行きたかったんだよ」


「そうだったのですか。ですが式典までは、サイトー様でも見せられません」


残念そうに言うが、ちょっと嬉しそうだ。今ならいけるかもしれない。

俺はエリアの為にプレゼントを用意していた。

今の俺は少女だが心は男性のままである。


「あっ、そうだエリア。紙を買いたいのだが、どうすればいい?」


「えっ、はい紙ですか?売ってる所はわかりますけど、お金はあるのですか?」


その言葉に俺とマーズは満面の笑みをみせ、お金を机に広げた。


「まぁーいつのまに。こんなに?」


「マーズ君と俺とで、ちょちょいとね」


「そうですか。これだけあるなら買えると思いますよ」


「じゃあミーシャ、マーズ。俺はエリアと、ちょっと紙を買いにいくからガラスの方頼んだよ」


「はい」


「はぁーい」


ミーシャとマーズが良い返事をしてくれたので俺はホッとした。


「じゃあエリア案内してくれる?」


「はい。案内は良いのですが紙を使って何かするのですか?」


「まぁー色々とね。取り敢えず行こうか!」


「あっ、はいっ」


部屋の扉を開け俺はエリアを外へと促し部屋を後にしたのだった。

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