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一人の女性

登場人物


・ニキ=ミリス=アリアス ガリルの精神支配下にある

 エリアの姉

・バリク=ミリス=ルメリシカ ルメリシカ王国の王。

 ビクスに殺された

4人の中の1人の女性が赤い絨毯の上を蹴る。

疾風の如くジルへと距離をつめた。

他の3人はビクスの傍を離れてはいなかった。

1人で十分だと把握しているようだ。

ビクスと彼女達はガリルにより意志疎通しているように思える。

他の3人は動く事もなく、その1人の女性の動きを見ていた。

シルクの服から白い素肌が見え、手に持っているのはレイピアである。

ほか3人も手にはレイピアを握りしめていた。防具などはつけていない。

その理由は彼女達にあった。ジルは迫ってくる女性を知っていた。


「あっあなたはニキ様…ぐわっ」


喋る暇もなく、その女性ニキの剣撃が続く。

疲れを知らない彼女はレイピアを突き刺すように連撃してきた。

彼女の武器は、レイピアだけではない。

彼女自身が武器であり防具の役割をしている。

彼女の名はは正式にはニキ=ミリス=アリアス。

年齢は20代前半でありミリスの名が付く通りニキは殺された王、バリク=ミリス=ルメリシカの側室であった。

そして彼女はエリアの姉であった。

他の3人も、よくみると王妃達である。

このバリク王には正室がいたが既に亡くなっており、残るはエリアの姉ニキや他3人の側室がいた。

そのうちの1人であるニキは幼い頃はエリアと同じく剣の腕はたしかであった。そんな彼女がジルを翻弄する。

ジルは攻撃しようにもできずに、ただ攻撃を受け流す事しかできなかった。

幸いな事にニキの動きは単調で、正気であるニキではないという事だ。

それでも素早い攻撃にジルは体力を消費していたのだった。

その時、ジルの後ろに眩い光が灯る。

その光は一瞬だがニキの動きを鈍くした。

その瞬間を逃さずジルは拳でニキの身体を傷つけないよう打ちつけた。


「すいません、ニキ様…」


気絶したニキをゆっくり寝かせるとジルは光を放った者へと礼をした。


「助かりました。ルイ皇子」

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