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王城へ

「どうやら終わったようですわね」


神殿からでた俺にミーシャが笑顔で言った。


「サイトー様、これからも宜しくお願いします」


エリアは畏まり俺へと近づいた。彼女達は真の契約が無事終わったのだと悟ったようだ。俺には違いがわからないが水の精霊の力が増しているようである。


「水の精霊王との契約も無事終わりましたし、わたくしは暫くお暇します」


ミーシャが言う。俺としては、これからの事を考えるといてもらった方が助かるが無理強いはしない。彼女が言うには、これからの戦いは魔族が関与しているが所詮は人同士の争いなので自分がでて戦うのは、つまらないとの理由であった。たしかに一理あるが、もしミーシャみたいな魔族がでたらどうするか? 

そんな不安を察したのか


「サイトー様が苦戦するなら、その時はわたくしも全力でサポートしますわ」


おとなしく見えるがミーシャも魔族なんだなと改めて思う。

彼女の目が輝いていた。だが下級な魔族程度ならば今の俺でもなんとかなるのではないかと言う。その意見にエリアも頷く。

二人には分かるみたいで俺の中にいる水の精霊王ザックの力が増しているのが勝利の鍵だという。


(頼りにしてるよザック!)


心の中でザックに言った。俺自体は強くはないが仲間を信じる事にした。

上空にはグリフォンのマルもいる。

ミーシャは、この戦いは勝利すると確信している。エリアもだ。

俺は、この場から消えたミーシャと暫し別れエリアと王城へと向かった。

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