シナリオ
「動きがありましたね。なるほど、なるほど。ここに向かっているようですね。ふむ、計画は失敗に終わりそうですが悪くないシナリオになりですねビクス様。あなたが始末したいたと言っていた方もいるようですよ」
そう言う声の主はガリルであった。
「ウァ…ようや・・・・グッ…」
ガリルの声に反応したのは玉座に座るビクスである。
だが、その表情は虚ろで正気ではない。彼はガリルの精神支配で狂乱ていた。
それでも彼の欲望が、そのまま糧であるのはたしかなようだ。
ビクスが始末したい者が現れるとは、どういう意味だろうか?
反抗軍の中にいるのだろうが誰かは分からない。
「ふふっふ流石ビクス様。あなたの野望私が叶えてあげます。ですが私が関わるのは、ここまでです。あとは彼女らに任せましょう」
ガリルが言うと4人の女性が彼に膝まずく。
彼女達はビクスの様に狂乱してはいないがガリルによって精神に干渉され命令通りに動く人形であった。シルクの服に身を包んだ女性4人。彼女らはガリルに対し虚ろな目でガリルに言う。
「はい、ご主人様」
そう言うと彼女達の瞳が真っ直ぐガリルを見たのだった。
「期待してますよ。魔王アイビス様を楽しませてください」
そう言うとガリルは、その場から消えた。
後にはビクスと4人の女性が、その場に留まっていた。
すでにビクス達だけでなく、この王都ミリスの城もガリルによって精神支配された生きた人形だけがいるだけであった。




