撤退
「ここまでくれば大丈夫そうですね。ありがとうございますサイトー様」
撤退の合図で俺達5人はカムラの街より普通に歩いて30分の所を走ってボートを繋げてあるアムを待たせている所まできた。
エリアが安心きった表情で俺に礼をする。
俺は走りながらも検索で表示された安全なルートを辿っだけだ。
お礼されるほどではないが役に立って良かった。
バッカス達とは離れてしまったが彼らも無事であれば良い。
うちら5人の中でルイと俺以外の3人は魔族との戦いで少し疲れているみたいだ。3人とも息を切らしている。
それに3人は所々、傷をおっているのがわかる。
皆、疲れているようだ。
だが俺がリオから最後に聞いた話をすると皆が一斉に、ここから近いスイラムという村に向かおうと言ってきた。
そこは、隠れ蓑としている村である。
隠れ簑というがルネの村と違い、ここは老人、子供、女性達が多く住む村のようだ。リオの話ではビクスが隠れ蓑にしている村を襲うと言っていたので皆がスイラムの村へ急ごうと行動しようとする。
もちろん、これは罠だろうと俺は思う。
「罠ではないのか?」
俺が言うと
「それでも私達で行きましょう」
そうエリアが言った。バッカス達にも協力してもらいたいが、どこにいるかもわからない。多分ルネの村へ戻っているだろう。
そこで、この中で一番地理に詳しいルイがアムに繋げてあるボートを離し単体でアムに乗り応援を呼んでくる話になったのだった。




