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なろうで書き始めて5年。いろいろあったなあと思って振り返る。

 小説家になろうで書き始めてもう5年が経つのか。と、ふとカレンダーの年を見てそう感じた。


 私が登録したのは2011年の5月か6月だったかで、初めて投稿したのは異世界転移だった。ただ、この時の作品はいわゆるテンプレでない。


 少し話がそれてしまうが、なろうに投稿する作者さんというのは、大きく2種類に分かれるのではないかと思う。1つはなろうに掲載されている作品を読んで、それに影響を受けて書き始めた方。2つは、もともと小説を書いていて、なろうの存在を知ってから投稿される方。おそらく、小説家になろうで書いている作者さんの多くは、前者が多いのではないかと思う。私の場合は後者に当たる。といっても、書き始めてすぐになろうを知ったので、前者と後者の中間に位置する微妙なところかもしれない。


 で、話を元に戻すとである。初めて投稿した異世界転移は失敗だったのである。なにより、一人称と三人称の区別がついてなかったり、文章作法がわかってなかったりといろいろ失敗した。結局行き詰って削除したという経緯があるので、反省の一言に尽きる。その後、ランキング作品をいろいろ読んでみたり、ネットで文章作法についても勉強したりした。ちょうどこの頃は、劣等生が一位で書籍化された直後であったし、急激にランキングを駆け上がっていったランペや、アルカナの存在が大きかった。書籍化ブームが始まる少し前の話である。


 2012年ごろから、新レーベルが続々と誕生し、なろうの書籍化ブームが始まったのは記憶に新しい。私も応援の気持を込めて購入していた(最近はいっぱい出てしまって手が出しづらくなったが)。ネット小説のいわゆる自分のなろう史を振り返ると、なかなか感慨深いものだなあ、と今更ではあるがしみじみと思う。


 2013年。ちょうどこのころにVRMMOブームがきていたはずだ。相当な数のVRMMOモノがランキングを駆け上っていった。ただ悲しかったのは、MMOをプレイしたことのない作者さんが書いたとわかる作品も数多くあったということ。市販のゲームであるという設定が根底にあるはずだが、相当無茶な話になっている物も散見した。


 2014年。この年あたりからなろうコンをはじめとする、各コンテストが賑わいを見せ始める。それまで紙原稿やCDROMで応募していた新人賞から、投稿作品にタグを入れるだけで応募完了。という、手軽さから私も応募した。ただやはり、異世界ファンタジー一強でそれ以外のジャンルはかなり厳しい。いつかこの状況を覆す時代がくるのだろうか。と、少し不安に思った。


 2015年。去年の話なのだが、実はあまり記憶に残る出来事が思い浮かばなかったりする。そこでマイページから、2015年のお知らせを見てみたら、ものすごい数の出版作品紹介があって驚いた。ああ、そういえばあの作品も書籍化されたっけ。と、思い出してみても書籍化ラッシュのすごさがわかる。


 2016年。今年の話である。今年はなろうだけでなく、WEB小説界にとって大きな動きがあったのではないかと思う。なろう以外にも投稿サイトができて、話題になっているからだ(問題も大きいようだが)。カクヨムやツギクルがどんな文化を育てていくのか楽しみであるが、やはりジャンルについては、もうちょっと広がりを見せてほしい。異世界ファンタジーはすでになろうの文化であり、上位を独占している状態でありそれはいいのだが、やはり他のジャンルも育ってほしい。ジャンルの編成が行われても、推理やホラー、コメディーにも異世界ファンタジーが入ってしまっている。正直これを見ると、うんざりしてしまうのも確かで、なんだかなあ。と思ってしまう。もちろんその中にも面白い作品はあるのだろうけれど、ジャンル分けの意味がわからなくなる(これは作者の意志にゆだねられているから仕方のないことなのだが)。


 最後にこれだけは書いておきたい。

このなろうに登録して、5年が経った。初めてお気に入りユーザーした方や感想をくれた方、評価をつけてくださった方には本当に感謝しています。ありがとうございます。この5年で小説を書いて、読むということが新しい趣味になって、たくさん考えたり、感動したりと色々ありました。始めたころに知り合った当時高校生だったユーザーさんが今は社会人になっていたり、大学生になっていたり、またあるユーザーさんは書籍化作家さんになっていたりと、なろうの中で個人個人の歴史が刻まれているのだなあ、と思います。これからもなろうに新しい作品が生まれ、新しいユーザーさんが増えて、より勢いを増していくでしょう。そしてたぶん数年後に、『ああ、こんなエッセイ書いたっけな』と、思い出す自分がいるのでしょうね。


 ~終~

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